- みんなの五つ星旅行記
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中国/いたるところで交通事故を目撃
2011/06/13
中国の交通マナーは「最悪」だと日本から初めて行くと感じるはず。信号は守らず、バイクは歩道を平気で走ります。
ある日、タクシーに乗って市街地から郊外を目指しました。タクシーはお客さんを3人も乗せているのにもかかわらず、大通りを100km/hで飛ばします。そして、遅い車が前を走っていると容赦なくクラクションを鳴らし、車線変更で指示器を出したのを見たことがないほど、運転がかなり荒っぽい。
とある大きな橋にさしかかった時、片側規制中でパイロンが真ん中に置いてあった・・・というより、その形跡があったと言った方が正しいかもしれません。ところどころにパイロンが立ち、しかしほとんどが踏み倒された跡で放置され、走れる方の車線にも転がっています。そのパイロンをよけて走るのにタクシーの運転手はまったく速度を落とすことなく、まるで障害物競走のようによけて避けての繰り返しで、それでも倒れたパイロンを時々踏んでいくわけで、タクシーに乗っていても生きた心地がしなかったのは言うまでもなく。
中国人の荒れた運転は、路線バスでも経験。もともと道路の路面が荒れているので、バスの最後部座席は座っていてもお尻が時々浮くぐらい跳ねました。しかも、椅子はとても硬いプラスチック製で、1時間ほど乗っていてすっかりお尻が痛くなりました。ちなみに、同行していた中国人女性はそんな大きな揺れももとろもせずに横で爆睡。私の方は、別の意味で身の危険を感じてまったく眠れませんでした。
そして、そんな運転だと交通事故が多いのはもはや必然ともいえます。繁華街の人が多いエリアでバイク同士が目の前で大きな音を立ててぶつかった瞬間を目撃。バイクから人が大きく飛ばされました。しかしその後、両者がにらみ合ってしばらくしてバイクを起こして去っていっただけ。ケガもなさそうだったのですが、事故に慣れているのでしょうか。
ほかにも、道路の真ん中でけんかするタクシーとバイクも目撃しました。横には警察車両も停まっていましたが、特に止める気配もなく。というより、中国で警察がしっかり交通ルールで機能しているようなシーンを見たことがありません。
旅行時期:2010年10月〜11月
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AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。