- みんなの五つ星旅行記
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中国/摩訶不思議な「ワニ」のテーマパークを訪問(前編)
2011/05/30
ワニのテーマパーク
中国を代表する動物と言えば「パンダ」がまず思い浮かぶはず。しかし、国土がとにかく広い中国では、日本ではなかなか想像しがたいものがいろいろとあります。今回の旅で最も強烈な思い出になったのが「ワニ」のテーマパーク。
広東省珠海の市街地から1時間ほどの場所にある「??(ワニ)島」。名称の通り、ワニがメインのテーマパークです。園内に入ると、とにかくワニづくし。何百匹ものワニが飼育されています。日本などの動物園にも必ずワニがいますが、いてもせいぜい5匹程度だと思うので、その何倍ものワニを一度に見るのもなかなかレアな体験です。
しかも、そのワニに関するさまざまなアトラクションがあるのです。
まず「ワニ釣り」です。ワニに竹の釣り竿でえさを与えるもので、魚の切れ身5個で5元(約62円)。ワニがいるエリアに釣り竿を垂らすと、5、6匹のワニがスーッと寄ってきました。でも、すぐには食べません。いったん間があって、そしていきなりパクっ!と食いついてきました。その食いっぷりがさすがワニ。でも、こちらも竹の釣り竿を離すわけにはいかないので、しばらくそのワニと引っ張り合い状態です。やっとのこと、エサを食べてくれると釣り竿を離してくれて終了。一汗かきました。
一方、自分が与えたエサは魚の切れ身でしたが、実はもう1つ、生きた小ガモをエサにできます。それでも1匹15元(約190円)。生きたまま、同じようにワニの巣窟の中に垂らして、ワニがパクッ!と食べるわけですが、さすがに挑戦する勇気はなかったです。
しかし、中国人の家族連れが、生きた小ガモをエサに、しかも1匹ではなく数匹単位で挑戦していて、とても楽しそうな歓声を上げていたのを目撃。さすが中国人、度胸が違うなぁ・・・と痛感しました。恐ろしいというより、日本人が真っ向からこんな中国人に挑んでもかなわないだろう、かなうはずがないと、このワニ釣り体験で思い知らされた気がします。
旅行時期:2010年10月〜11月
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AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。