みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

中国/摩訶不思議な「ワニ」のテーマパークを訪問(後編)

2011/05/31

ワニ抱っこ

ワニ抱っこ

ブタ

ブタ

とにかくワニづくしのテーマパーク。体験できるのは「ワニ釣り」だけではありません。ほかにも奇想天外なワニのアトラクションが満載でした。

次に向かったのが「ワニ」を抱っこして写真撮影。本物のワニを抱っこするのです。さすがにワニの口にガードをしていましたが、それ以外はなにもなくそのまま抱っこ。

まず、おそるおそる抱きかかえて持ち上げると、けっこう重い。そして、ワニの皮はやはりベルトやカバンのようなつるつるした感触。さらに、その中(?)にある肉はプニプニしてやわらかい。ワニはとてもおとなしくて暴れることもなく、楽しく記念撮影しました。

自分が19歳の時、初めての海外旅行先がオーストラリアでコアラを抱いた経験はありましたが、まさかその10数年後、ワニを抱くことになろうとは・・・人生、おもしろいものですね!

ほかにも、ワニがイルカのようにショーをする会場も。また、ワニ以外の動物もいて、ツキノワグマにエサをあげることができたり、白馬に乗って散歩したり、ブタがプールの中に飛び込んで泳ぐ「オリンピック」があったり。サルやダチョウ、亀やヘビ、クジャクなどもいました。入場料は大人30元(約375円)

ちなみにこのワニのテーマパーク、2年前に広東省を襲った台風で、ワニが200匹以上逃げ出したことで知られています。しかも逃げ出したワニの中で、捕まえられたのはたった十数匹だったとか。残りのワニは果たして、どこに行ったのでしょうか・・・中には人を襲う危険のあるワニも含まれていたそうで、一時期、中国当局のずさんな「ワニ捜査」に抗議するデモも行われたとのこと。確かに、想像すると野生化した人食いワニが野放しになっていると考えたら、すごく怖い。

ただ、そんな影響もどこ吹く風(?)と行った感じで、通常営業していたこのワニのテーマパーク。中国各地でも珍しいようで、中国在住歴が長い友人に「ワニ、抱っこしてみたい!」と言われるほどビックリされて興味を持たれてしまったのでした。

旅行時期:2010年10月〜11月

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。