- みんなの五つ星旅行記
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中国は「信号を渡るのも命がけ」
2011/06/12
信号命がけ
中国人と日本人、見かけはけっこう似ていて、しかも中国語も漢字なので、日本そのままに中国をイメージしてしまいがち。実は「似て非なる国」で、特に、交通事情でそれを感じます。
まず、中国人は基本、信号のルールは守る・・・と思いますが、赤信号や青信号を守らない人々も多々います。
例えば、横断歩道で赤信号でも、車やバイクが来ていなかったら平気で横断を試みます。赤ちゃんを連れたお母さんでも、杖をついているようなお年寄りもみんな、道路の真ん中で車が通りすぎるタイミングを狙って渡ろうとするわけです。
車はと言うと、最近まだマシになってきたかもしれませんが、一部で赤信号でも守らないシーンを目撃することも。さらに、バイクだと赤信号でも突っ込んできますし、車やバスなどで渋滞していると歩道を平気で走っていくことも。もし歩道を歩いていても、バイクは避けてくれず、人間が避けるのです・・・変な話ですが。
では、最悪のケースでぶつかってしまった場合、いったいどちらが悪いかというと、おそらく不注意な方。日本のように、車がよく悪い立場にある・・・ということではなく、あくまで「自己責任」の世界。青信号を渡るのも、赤信号を渡るのも、すべて自分の責任で渡るということです。
ただじっと信号を待っていても、渡れません。しかも信号が壊れている、稼働していないことも今までけっこうありました。おすすめは、渡るのに慣れた中国人の後ろについていくこと。しかも決して走ってはいけません。思わず走ってしまうと、車がアクセルを緩めないからです。
海外では「郷に入っては郷に従え」といわれます。中国においてはまず、この交通ルールを守りつつ、現地の事情に慣れることが先決。世界的な一般常識から見るとあまりに理不尽かもしれませんが、13億人が住む中国では、先進国の常識などまったく通用しません。特に「自己」がとても強い国なので、自分がよかれと思えばすべて道路は自分の道。
旅行時期:2010年10月〜11月
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AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。