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中国・珠海の名物と言えば「珠海海女」
2011/06/02
珠海の街並み
珠海海女
マカオと国境を接する中国・珠海は、珠海デルタの経済特区に指定されて以来、近代都市として発展を遂げてきた街です。最近、マカオや香港が中国に返還されてから行き来しやすくなって、マカオ人や香港人、さらに欧米人らが珠海の街を歩くのもよく目にしました。
珠海は、とにかく物価が安いので、まとめ買いをしたり、レストランで料理を食べまくったり、高級ホテルに安価で滞在したりと、いろいろとメリットの多い街。治安もそれほど悪くない(ように感じた)ので、なかなか足が進まない中国であっても、珠海はまた訪れてもいいかな・・・と思えた街でした。
その珠海で観光地というと「珠海海女(Zhuhai Fisher Girl)」が1つ。
珠海海女は、香炉灣に突き出た岩の上に、高さ8.7mの女神像が建っています。花崗岩とのこと。マカオとの国境から路線バスで行くことができますが、珠海は初めてだったり数人での観光だったりしたらタクシーがおすすめです。珠海のシンボルとも言える珠海海女を見ようと、そのまわりはたくさんの人でいっぱいでした。
もともと、この湾の風景に見せられた龍神の娘が海女に姿を変えて漁師と相思相愛になって、万灘を越えて結ばれて神様からの贈り物である"真珠"を得たことに由来する女神像。ちなみにこの伝説は、真珠の海=「珠海」という地名にも受け継がれています。なかなかすてきな伝説ですね。
ほかに珠海の観光スポットというと「圓明新園(The New Ming Palace)」。清代の名庭、北京の圓明園を実寸で復元したテーマパークです。また、珠海やマカオを一望できる「石景山公園(Shinjingshan Park)」もあって園内にある奇岩奇石を見て回るのもおすすめとのこと。
珠海というと、どうしても物価の安い買い物天国というイメージが強くて、観光する場所がないんじゃないかと思うかもしれませんが、少しだけでも中国を味わうためにこれらの観光スポットめぐりに足を延ばしてみてはいかがでしょうか。そして、安くて絶品の広東料理、海鮮料理もお忘れなく。
旅行時期:2010年10月〜11月
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AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。