みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

中国/バス停で待つ「バイクタクシー」たち

2011/05/27

バイクタクシー

バイクタクシー

中国で路線バスに乗った時、バス停のそばにたくさんのバイクが停まっているのを目にしました。このバイク、実は「バイクタクシー」とのこと。

バスを降りると、若者も中高年もこのバイクタクシーの後部座席にまたがってその場を去っていきました。日本ではなかなかなじみのないバイクタクシーですが、中国では、バス停でバスを降りても、さらに自宅に向かうのにかなりの距離があるので、その際に手軽に利用する「足」なのだとか。

バイクタクシーは、田舎に行くほどよく目にしました。バス停を降りる客に声をかけて値段交渉して走っていきます。ちなみに、中国ではヘルメットの装着は義務づけられていませんが、ほとんどの運転手はヘルメットをかぶっていました。ただし、後部座席の「お客さん」はヘルメットをかぶらずにそのままでしたが・・・

ちなみに、街中でもけっこうバイクタクシーがいます。若者がショッピングセンターの前でバイクタクシーを拾ってそのまま荷物とともに乗っていました。確かにちょっとした足代わりに利用するなら、おそらく車のタクシーよりは安いはずですから、便利な存在なのかも。

ただし、このバイクタクシー、営業目的だと「違法」とのこと。でも、パトカーも街中でたくさん見かけましたが、取り締まっているのを目撃したのはゼロ。おそらく「黙認」状態なのでしょう。

一方で、バイクタクシー同士が正面衝突する事故を目の前で目撃しました。どちらも幸い、後ろに乗客はいませんでしたが、ものすごいスピードでぶつかって人間が飛ばされていったのを目の当たりにするのはけっこう衝撃的です。でも、人間も慣れているのか、両者にらみあった後、何事もなかったかのようにバイクを起こして去っていきました。交通ルールなど存在しないに等しい中国では、この程度の事故は「日常茶飯事」?

ちなみに、バイクだけじゃなく電動自転車のタクシーもありました。現在、中国でバイクを新たに登録するのが禁止されているので「電動自転車タクシー」が増えてきているとのことです。

旅行時期:2010年10月〜11月

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。