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中国/北京の地下鉄「アンビリーバル」な経験
2011/05/02
北京市内にはいたるところに地下鉄が通っていて便利です。でも北京という街、さすが中国というべきかとても広くて、1駅でも歩こうなどと考えてはいけません。東京メトロや大阪市営地下鉄の駅間隔とはまったく違います。必ず大変な目に遭います。
この北京の地下鉄、以前ならまったく使えないと悪評判だったそうですが、2008年の北京五輪を境に大きく変わりました。好景気な中国、次々と地下鉄が開通して伸びていって、気付いたら北京市内をほぼ網羅しているのではないかと思える勢いです。
地下鉄では、天安門も王府井も、天壇も北京駅も行くことができます。中国語がイマイチな旅行者でも、英語併記なのはもちろん英語アナウンスもあるので安心ではないでしょうか。
ただ、これも日本や他の先進国の地下鉄と同じような感覚だと痛い目に遭うかもしれません。
まず中国という国、駅員の全員にはなかなか英語が通じません。ので、何かトラぶった時は大変です。
そして、乗り換え駅の場合、その線と線の間の乗り継ぎが大変です。というのも、降りてすぐ違う線、というわけではなくて延々と歩いてやっと駅ということもよくあります。日本だと1駅分くらいは余裕であるのではないかと思えるレベルの距離です。それでも同じ駅名なのが不思議でたまりませんでした。
また、乗る前に荷物のセキュリティチェックがあります。飛行機に乗る時のような感じです。なぜ地下鉄に乗るだけでそんなに警戒しているのかわかりませんが、とりあえず荷物を赤外線センサーに通さないと怒られます。当局に引っ張っていかれては大変なので素直に荷物を通しましょう。
さらに、地下鉄構内のエスカレーターが動いていないこともけっこうありました。駅はきれいなのに動いていない、ただの欠陥なのか、電力の節約なのかはわかりませんが、停まっているエスカレーターをけっこう上り下りしました。あれだけ停まっているのは日本ではありえませんね。
最後に、地下鉄の乗り降りにも要注意。まったく並ぶことをしないお国柄です。乗ったら奥まで行く、降りる直前にはドアの前で待機して一気に飛び出すぐらいの気合が必要です。
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AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。