- みんなの五つ星旅行記
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出国も帰国も一緒だった「日本人団体客」たちの実態は
2011/04/17
私が大連を訪問した目的は仕事でした。でもなぜか半ば観光のようになってしまいましたが、大連の主な観光スポットをめぐることができ、地元料理も味わうことができ、それはそれでよかったと思っています。
大連への旅行は、時々、新聞の広告で募集しているのを見かけますが、ハワイやヨーロッパ、中国でも上海や香港ほど多くないはず。実際、大連行きの飛行機はJALでしたが、ビジネスマンが多かったです。
その中で、50歳くらいのおじさん団体がいました。見たところ、明らかに観光旅行でしょう。飛行機が関空を離陸してシートベルトサインが消えた瞬間、機内の後方部分に陣取っていたその一団が客室乗務員を呼んで、ビールを注文して宴会が始まりました。ちなみに、その飛行機の出発時間は朝10時。
大連に着くと、その団体はどこかへ行ってしまったので、その行き先は知りません。しかし、大連港に立ち寄った時、まさにその団体に遭遇しました。この時、昼過ぎでしたが、明らかにどこか酒臭く、脂ぎった集団。日本人と中国人、外見はとても似ていますが、言葉を聞く前に日本人だとすぐわかってしまいました。
でも、自分のホテル(5つ星のスイスホテル)に戻って部屋に置いてあった日本語の雑誌を見て、わかりました。その雑誌、大連の情報が載っていると思いきや、3分の2以上がキャバクラや風俗店の広告だったのです。日本人男性たちを狙った広告なのは明らかで、現地で何が起きているのか、理解できてしまう気がしました。実際、大連に4年在住していた日本人の友人に聞くと、明らかに妙齢な日本人男性が若い中国人の女の子を連れている場違いなシーンをよく見ると言っていました。
ちなみに、帰りのフライトでも、その団体と同じでした。搭乗口の前にあった免税店では、今どき、誰が買うんだろう思われるマカダミアナッツ(ここは中国です)を大量に買い込み、帰りのフライトではさすがに宴会ではなく疲れて大きないびきをかいて寝ていましたが、それもそれではっきり言ってうるさくてかなり迷惑でした。
以前、タイで日本人男性たちによる買春に批判が集まっていましたが、中国の大連でも似たようなことがいまだに行われているのを実感しました。
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AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。