みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

北京への機内と空港で遭遇した「アクシデント」の数々

2011/04/28

中国・北京国際空港

中国・北京国際空港

日本から近いのにまったく違う国が中国だと、行くたびに思わされる出来事がいつもあります。

北京へは、ANAでした。マイレージがたまっていたので、往復2万マイルで北京まで行けてしまい、しかも飛行機はガラガラ。エコノミー3列シートで、横も前も後ろも誰もいない状態なのは、初めての経験。帰りの飛行機は、乗客が10人いるかいないか・・・おかげで、たまたま免税品を購入した私に、客室乗務員のサービスは最高で、次々とお菓子や飲み物をいただきました、エコノミーなのに!

ただ、行きの飛行機で、北京に到着した際、その時期に新型インフルエンザの猛威が世界中で広がっており、中国では飛行機を降りる前に簡易検査が行われました。いきなり、中国人の検査員たちが機内に入ってきて、物々しい雰囲気になったものの、まさか引っかかる人はいないだろうと思ったら、疑いのある日本人観光客がいたようで、1時間以上の足止めを食らいました。やっと解放された時、どうもその人は風邪をこじらせていただけのようでしたが、えらい迷惑を被った気分でした。

そして、入国審査を受けるため、パスポートと一緒に出した書類で、ANAの便名の数字を間違えただけで、パスポートを叩き付けられて怒られました。書き直しても機嫌が悪く、ごう慢な態度過ぎ。後で現地の中国人に聞くと「空港職員はエリートぞろい、プライドが高くて、みんなごう慢」とのこと。

気分が悪いまま、次に飛行機に預けた荷物を引き取るため、自分のターンテーブルの前で陣取りますが、いつまで待っても流れてきません。そしてふと、2つ向こうのレーンで、自分のスーツケースが回っている!ターンテーブルの表示を見ると「キャセイパシフィック 香港」。なぜ、違うレーンを回ってたのかは不明ですが、これも中国への出張の多い日本人ビジネスマンに帰国後に聞いたら「北京の空港は要注意、2、3レーン向こうまで『マーク』しないといけないのが常識!」と、あっさり言われたのでした。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。