みんなの五つ星旅行記
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大連で味わう中国・東北料理のおすすめは「火鍋」

2011/04/12

中国 東北料理 火鍋 羊肉しゃぶしゃぶ

中国 東北料理 火鍋 羊肉しゃぶしゃぶ

ひとくちに「中華料理」といっても、北京料理や四川料理、広東料理など、国土が広い中国らしくさまざまな料理があります。そして、大連のある遼寧省では、東北料理です。

中国東北料理(東北菜)は、遼寧、吉林、黒竜江3省の料理をさします。しかし、中国8大料理には入っていませんので、中華料理の中でも少しマイナーな感じがありますが、美味しさはまったく引けを取らないと思います。

まず、特徴をあげると、新鮮な野菜や山菜などを使った健康素材をふんだんに使います。有名なのが、松茸やキノコ類、朝鮮ニンジンなどの山の幸を使った薬膳料理です。一方、大連では、港町らしく海鮮料理がよく知られているようです。

特に美味しかったのが、火鍋でした。東北料理の火鍋は、羊肉のしゃぶしゃぶです。特製のスープに浸けて食べますが、まったく辛くありません。別で、辛いスープも頼むことができるようでした。その他、野菜やキノコ類、エリンギなどを一緒に煮ます。食材は円卓テーブルを回して取っていきますが、鍋は1人ずつ、個別でした。

大連らしいのが、牡蠣やイカ、エビ、アワビなどの海鮮でした。特に、牡蠣はとても好きですし、生でよく食べますが、中国では生食はとても危険なので、生で食べたい欲望をグッと抑えて、煮過ぎるくらい煮てから食べました。となりでは、中国人たちが生の牡蠣を平気でどんどん食べているのを眺めてすごいなと思いました。お腹の免疫がまったく違うのを痛感しました。

また、東北地方のギョウザといえば「水ギョウザ」が一般的です。意外とあっさりした食感でとても美味しかったです。そしてギョウザといえば、日本では「王将」ですが、ここのギョウザは中華料理とはまったく違いそうです。その違いで、今、中国人に「王将」のギョウザが大人気で、大連にある王将でも日本で食べられるギョウザをほおばる中国人を見かけたのは、何とも不思議な、妙な感じがしました。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。