- みんなの五つ星旅行記
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初めての中国、いきなり「腹痛」でやられる
2011/04/01
これまで30年ほど生きてきて、世界の国々を10か国以上めぐってきました。もともと胃腸は強いほうでなくても、体調を崩したことは一度もありませんでした。
しかし、中国で初めて「腹痛」になりました、しかもかなり強烈な。
中国の衛生状況がよくないことは、『地球の歩き方』などのガイドブックにしっかり載っています。そのため、関空で正露丸を買って中国に行き、飲む水はペットボトル、うがいや歯みがきですらペットボトルの水を使うほど気をつけていました。
なんだかお腹が痛いな、と気付いたのは、2日目の夜でした。トイレに行っても同じで、だんだん痛みは強烈になってきました。そして朝起きると、朝食を食べることすらできず、動くこともままならない状況に陥っていました。なんとか這いつくばるようにして、ホテルの横にあるスーパー「マイカル」に行き、日本の「ポカリスエット」を見つけると思わずうれしくて買って飲みました。これと正露丸が功を奏したか、少しずつマシになったものの、その後、帰国のために空港に移動しても、搭乗口付近のベンチでゴロンと寝転がり、帰りの飛行機はお腹の痛みでほとんど記憶がありません。関空に着くとかなりいい状態になっていて、リムジンバスに乗って自宅の最寄りの駅まで行くことができました。
腹痛の原因は、2日目の夜に食べた、生の「フルーツ」だと思います。だいぶ気をつけていたのですが、中国の水で洗ったフルーツしか考えられません。もちろん味が不味いとか美味いとかの問題じゃなく、日本人が不衛生な水に対する免疫力が落ちているために中国で腹痛になると聞いたことがあります。また、現地に詳しい人に聞くと、空気の悪い中国で「空気感染」でお腹を壊すなんてこともあるようです。
腹痛自体は、日本に戻って2、3日でケロッと治りました。病院にも行っていません。もし、正露丸がなかったらどうなっていたかと思いますが、基本、現地でかかった病気は現地の薬が一番効くようです。
そして翌年、北京に行った際、水に関しては"厳戒態勢"で臨んだことは言うまでもありません。
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AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。