ドイツってどんな所?
ベルリン在住のMIKIさんがドイツについて紹介します。

ドイツのサマータイム

2013/09/12

ドイツのサマータイム

ドイツのサマータイム

ドイツにはサマータイムがあります。サマータイムは日本にはないので、海外でこれに戸惑う人も多いことでしょう。ドイツ滞在中に日本にいる相手とミーティングある時には特に注意が必要です。日本とドイツの時差は8時間ですが、サマータイム時には7時間の差があります。ドイツのサマータイムは毎年3月〜10月です。

パソコンやiPhoneはもちろん自動で切り替わりますが、それ以外の時計は自分で調整する必要があります。サマータイムが終わるのをうっかり忘れていると、時間を一時間遅らせるのを忘れて一時間早く出勤...なんてこともあるので気をつけましょう。失敗を防ぐためにもサマータイムがいつ始まり終わるのか意識しておくと良いでしょう。

サマータイムが終わり切り替わる日の公共のアナログ時計には注目です。公共のアナログ時計は時間を戻すことができないので、街中の時計を一気に11時間進めるのです。公共の時計の針が狂ったようにいっせいに回り始める....この情報を得た時に面白そうだと思ってそれを見に行きましたが、思っていたよりゆっくり進んでいました。切り替え時間が過ぎたからといっていきなりすべての時計が回り始めるわけでもないので、あまり面白みはなく忍耐が必要です。アレクサンダー広場の時計はわかりやすくて良いでしょう。

ドイツの真冬は朝8時を過ぎても闇の中ですが、サマータイムに入るころには日が延びているので朝7時頃にはすでに明るくなっています。夏になると夜は10時頃まで明るいので一日がとても長く感じます。スカンジナビアの白夜とまではいきませんが、夜も明るいベルリンでは何か特別なイベントでもあるかのようなわくわく感があります。夏には飲み屋にもテラス席が設置されます。ベルリン市民が短い夏にアクティブになるわけです。

毎年3月と10月にあるサマータイムの切り替え日を忘れないようにしましょう。そして自動で切り替わらない時計の調節を忘れないようにしましょう。

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ライタープロフィール

MIKIさん/女性/年齢:20代/ベルリン在住/海外旅行が趣味で南国に語学留学をしました。世界各地に滞在しアーティスト、ライターとして活動しています。