ドイツってどんな所?
ベルリン在住のMIKIさんがドイツについて紹介します。

ベルリンのオーガニック・ショップ

2013/09/01

ドイツのオーガニックはビオ(BIO)と言います。日本でもビオという言葉は聞きますね。商品名にもなっていますが実はドイツ語なのです。このビオショップは特にベルリンでたくさん見かけます。他の都市に比べ、ベルリンにはオーガニック・フードに興味がある人が多いように感じます。

ドイツの「ビオ」は安いのが特徴。ドイツ人に言わせればビオは馬鹿高いようですが、ドイツの物価自体が安いのでビオで買い物しても気にはなりません。比較的リーズナブルに健康に良いものを購入できるのが良いですね。ビオの野菜の味はやっぱり普通のスーパーで売られているそれとはまったく違います。

本当にビオなの?と疑う人もいるようです。悪徳業者が有機農産物ではない商品を偽って販売した前例もあるようなので100パーセントは信じられないものの毎回きちんとチェックが入っているそうなので信用はできるようです。一割の偽造商品のせいですべてのビオ商品を疑うのは間違っています。

ドイツ人の健康への意識は特に高いとは言えません。肉の消費率も高く、ドイツ料理といったら油っこく味の濃い肉料理ばかりです。ソーセージやフライドポテトなどのファストフードも健康的とは言えません。ハリボはドイツのグミですが、カラフルなあの発色はすごいですよね。またアメリカのチェーン店もドイツにたくさんあります。しかしその傍らベルリンにはビオショップも多く立ち並び、ビーガン料理やベジタリアン料理のレストランもたくさんあります。ベルリンでは食に対してストイックな人が多いのでビオショップの需要があるのです。人々の健康への意識は高いです。

ビオマーケットでアジアの商品を購入するのもおすすめです。海苔やお酢、お米などお寿司セットがあります。その他に味噌やそば粉なども購入できます。もちろんアジアン・マーケットにいけばもっと品数はありますが、ドイツ製のビオ商品なら添加物が一切不使用なので安心です。

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ライタープロフィール

MIKIさん/女性/年齢:20代/ベルリン在住/海外旅行が趣味で南国に語学留学をしました。世界各地に滞在しアーティスト、ライターとして活動しています。