ドイツってどんな所？: ベルリン在住のMIKIさんがドイツについて紹介します。

語学学習／シュタムティッシュって何？

2013/09/09

ドイツにはシュタムティッシュと呼ばれる日独交流会があります。ベルリンではAnna Koschkeというバー（KrausnickstraBe 11, 10115, Mitte, Berlin）で毎週水曜日20時から行われています。そこには日本文化好きのドイツ人や日本語を勉強中の日本学科の生徒が集まります。留学やワーキングホリデー中の日本人もたくさんいます。ドイツ人と日本人の割合は半々といった感じです。日本人率が高い時もよくあります。

ここでは語学学習のためのタンデムパートナーを見つけたり、ただ単純に友達を見つけたり、ドイツ生活についての情報交換をすることができます。ドイツに渡ったばかりだったら一度ここに行ってみると良いでしょう。家探しや語学学校の選択についてのアドバイスをもらえる場合もあります。言葉もままならないのなら（特にドイツ語も英語もできない場合）最初のステップとしてこういったところに顔を出し友達を作ると何かと助けになります。

私も数回だけ最初の頃にこのシュタムティッシュを訪ねました。そこで仲良くなった日本人女性にタンデムパートナーを紹介してもらいました。紹介してもらったタンデムパートナーとは半年以上タンデムが続きました。彼も日本留学を目指していたため、語学学習に共に励みました。このように、シュタムティッシュでは気が合う友人に出会える可能性があります。

外国でやっていくためにはゼロからのスタートになる分、ひとつひとつの繋がりが大事になります。シュタムティッシュだけではなく、ドイツの様々なところで、様々な場面で出会った人々が私にとっての重要な人物となりました。ドイツ人、日本人、その他の国の人々が私のピンチに手を差し伸べてくれました。

海外での出会いは日本国内での出会いとは重みが少し違います。日本国内のように古い友人や家族はいないので、出会ったばかりの相手が家族や古い友人のような役割を果たすのです。ひとりぼっちの外国では助け合ったり励まし合ったりする相手が必要となります。

ライタープロフィール

MIKIさん／女性／年齢：20代／ベルリン在住／海外旅行が趣味で南国に語学留学をしました。世界各地に滞在しアーティスト、ライターとして活動しています。