みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

イタリアのトイレ事情

2010/09/02

イタリアでいきなりトイレに行きたくなったら、どうすればよいか。

まず、空港にいた場合、何の問題もありません。トイレマークを探して、そのまま入りました。女性の場合、個室です。ただ、欧米のトイレの特徴ですが、個室の壁の下がかなり広いので、となりで用を足している人の足が丸見えです。恥ずかしいより、すぐ慣れました。セキュリティ上の問題とのことです。

そして、鉄道駅の場合、極力、利用しません。防犯の面で、何となく怖いのと、あまり清潔ではないからです。

ただ最近、有料のトイレを見かけるようになりました。ボローニャ中央駅、リミニ駅のトイレは有料で、トイレの入り口でお金を徴収する人がいる場合と、ゲートで硬貨を入れて入る場合の2種類がありました。有料トイレの場合、お金が惜しいよりも、防犯上はもちろん、トイレが清潔な確率が高いので、利用するようにしています。

あと、ユーロスターなどに乗車している時に、列車内のトイレを利用する手もあります。もちろん、無料です。

一番困るのが、街の中を歩いていて突然、トイレに行きたくなった時です。そんな時はまず、バールを探すようにしています。イタリアでは、小さな街でもバールは必ずあり、朝早くから夜遅くまで空いていて、客も必ずと言っていいほどいます。

可能であれば、用を足す前に、エスプレッソでも注文してお金を払った後にトイレを利用したいものですが、その余裕もない場合、「エスプレッソを1杯・・・だけど、先にトイレに行きたいんだけど」などと、切羽詰まった雰囲気を前面に出して、バールのマスターに訴えれば通してくれました。イタリア語のレベルは関係ありません。

バールのほかに、ヒルトンなどの5つ星ホテルを利用したこともありました。大きめのホテルであれば、フロントも大きいので、フラッと入っても、ふつうの日本人ならまず止められることはないと、試しに入ってみると、すんなり入れたかと思ったら「HIS御一行様」の張り紙がしてあり、ああなるほどと納得しました。もちろん、ヒルトンのトイレはとてもきれいでしたので、日本人であることがいかにありがたいかと痛感しました。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。