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イタリアで英語は通じるか
2010/08/14
ボローニャ中央駅
イタリアの公用語はイタリア語、とはいえ、イタリア語を完全にマスターして観光するような人はかなり少ないと思いますし、自分もカタコトより少しできる程度のレベルです。
イタリアで英語が通じるかというと、けっこう通じたように思います。ミラノやフィレンツェなどの大都市では、空港や駅はもちろん、レンタカーやホテルもまったく英語だけでOKでした。観光スポットでも、英語が必ず併記されていますし、下手すると日本語まで併記されていることすらありました。
ミラノで道に迷った際、英語で道を尋ねると、特に若い人だと、英語ですんなり通じました。郵便局で困った時も、英語ができる若者が手助けをしてくれたので、イタリアの若者の英語レベルはかなり高いかもしれません。
ただ、ちょっと田舎の街に行くと、英語が通じない場面に遭遇しました。鉄道駅もないような街で、銀行のATMを探すため、道を歩いていたお年寄りにATMがないか、片言のイタリア語で聞くと、マシンガンのようなイタリア語で説明され、まったくわからず、とりあえず指さすほうに歩いて行くとすぐ見つけたという経験をしました。
イタリア語で、右左と真っすぐ、そして数字を覚えているだけで、かなり違うのだと気付きました。お金を支払う際、金額をイタリア語で言われます。数字を知っているだけで、いくらかわかりますし、支払いをスムーズに済ますことができるのはとても大きいです。レジでバタバタしていると、後ろの客の冷たい視線を浴びます。
どこにでもあるバールでエスプレッソを注文する時も、イタリア語で言うと、対応がまったく違うということもありました。「郷に入っては郷に従え」は、ローマからのことわざですが、どの国でも、その国の言葉を話したほうが好感度はアップします。
しかも、イタリア語はほぼローマ字読みなので、日本人にとっても発音はとても簡単だと思います。何度かイタリアにいくうち、できるだけイタリア語で通すように心がけていると、いつの間にか怒鳴れるようにもなりました。
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AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。