みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

イタリアの郵便局から荷物を送る

2010/08/09

旅の途中で、日数が多いほど、荷物はどんどん増えていくものです。次第にスーツケース内部を占拠していき、帰りの飛行機で持ち込み制限の重量オーバーになる前に、イタリアから日本に先に荷物を送ってしまおうと考えました。

まず、荷物をどこから送るか・・・パッと思いついたところ、郵便局か、日本で言うクロネコヤマトのような運送会社で、しかしイタリアの運送事情を知る由もなく、とりあえずの荷物、主に雑誌や書籍ばかりでしたが、これらを持参して、ボローニャで一番大きいという中央局に地図を見ながら探してたどり着きました。

ボローニャの中央郵便局は、けっこう大きめで、郵便と振り込みなどが分かれています。イタリア語がそれほどわからなくても、どちらが郵便なのかはすぐわかりました。そして、荷物を入れるための箱ですが、何も調べないで行ったものの、窓口で「箱が欲しい」と言うと、後ろにサンプルの箱がいくつか積み上げられており、指で「あれじゃない!」「それがほしい!」などと指示できたので、すぐ選べました。もちろん、箱は別料金で、イタリアの郵便局の箱は鮮やかなイエローです。

そして、日本に送るためのラベルを手書きで書いていきますが、これがすべてイタリア語で、英語での併記は一切ありません。そして、窓口ではまったく英語が通じません。半年後に利用したミラノの郵便局の窓口でも同様でした。

さすがに細かいニュアンスをイタリア語で当時、伝えるレベルがなかったため、途方に暮れていたところ、窓口で後ろに並んでいた若者が、自分は英語ができると手助けを申し出てくれたので、なんとか事なきを得ました。ちなみに、ミラノの郵便局でも窓口の女性が「英語のできる人いない?」と客に呼び掛けて、サッと手を上げた若い女性に助けられました。イタリア人の親切さを二度も味わいました。

ところで、イタリアから普通郵便で小包を送ると、1週間で着く時もあれば、2週間以上かかったこともありました。荷物の繁忙期、閑散期で、同じ料金でもかなり違うようです。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。