みんなの五つ星旅行記
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イタリア/観光というより便利な街・ミラノ

2010/06/24

イタリア ミラノ

イタリア ミラノ

ミラノと言えば、ミラノ・コレクションに代表されるファッションの都として、世界中であこがれる女性は多いはず。「イタリアだと、とりあえずミラノは欠かせない」というほど、日本人の観光ツアーにも組み込まれているのも確かです。

なぜ、ファッションの都かというと、ミラノを本拠地とする世界的なブランドが多いからです。プラダやアルマーニ、ヴェルサーチといったブランドも、すべてミラノです。

しかし、プラダやアルマーニをどんどん買っていくような人は実際、少ないと思います。1年にわずかのセール時期を除けば、どの商品も高価で、しかも定価です。セール時でも、元値がとにかく高いので、両手にいっぱい買うなんてことは、一般の人はできないと思います。

ミラノで買い物三昧!とあこがれても、ほとんどウィンドー・ショッピングで終わってしまうのがほとんどでしょう。そのためか、日本人の観光ツアーでは、ミラノでの自由時間がほとんど含まれておらず、ドゥオモの屋上に上って、次にかの有名なサンタマリア・グラッツィエ教会の「最後の晩餐」を見てすぐ、ベネチアに移動するといったパターンです。ミラノに宿泊しているツアーはかなり少ないはずです。

そのミラノの観光スポット、ドゥオモと最後の晩餐は、確かに一度は行く価値、見る価値はあります。しかし、観光地的には、ローマやフィレンツェ、ベネチアに劣ります。それでも、ミラノの街をとにかく歩くと、なかなか楽しいです。

ミラノはイタリア第2の都市なので、あらゆるものがそろっています。美術館があり、お城があり、運河があり、さらに世界中のグルメスポットもあり、大きなスーパーや書店もあります。

しかも、地下鉄や路面電車などが市内を網羅しているので、移動も簡単です。さらに、ローマなどのイタリア南部よりも、治安は悪くないので、多少気をつければ、大通りだと夜も歩けます。さらに空港も近くてヨーロッパじゅうにアクセスでき、ミラノ中央駅もとても大きいので、旅の拠点として動く街としてもとても便利です。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。