みんなの五つ星旅行記
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スペイン/突然スト!イベリア航空で災難

2010/11/24

イベリア航空

イベリア航空

スペインへは、日本から現在、直行便はありません。ので、ヨーロッパのどこかの都市を経由してスペイン入りするのがふつうです。しかし私の場合、イタリアにいずれ立ち寄る必要があったので、カタール航空でまずドーハに行き、ミラノでいったん降りて、また別にミラノからバレンシアへの航空券を自分でネットにて手配しました。

ミラノからバレンシアへは、どちらも大都市なので、直行便がたくさん飛んでいるだろうと高をくくっていたのですが、実はほとんど飛んでいないことがわかりました。イタリアのアリタリア航空はすべてローマ経由、スペインのイベリア航空はすべてマドリッド経由、スイス航空もジュネーブ経由でした。格安航空会社でライアンエアはミラノ・マルペンサ空港ではなくやや遠いミラノ・ベルガモ空港発着、ブエリングは時間帯がかなり遅くてとても不便と、なかなか決まりませんでした。

最終的に、スペインのフラッグシップであるイベリア航空で、マドリッド経由の便を予約しました。しかしこれでトラブルが発生しました。

ミラノからバレンシアに向かう際、イベリア航空のカウンターで「帰りの便がストで変更になっている、このままでは乗り継ぎできない」と伝えられ、「変更はマドリッドでやってくれ」と言われました。しかたなくマドリッド到着後すぐ、空港内のカウンターで問い合わせると「チケット変更は外にあるチケット売り場のみ」とのこと。念のため、乗り継ぎを1時間ではなくその後、2時間後の便を予約していたので、いったんセキュリティゾーンを抜けて外に出てチケットカウンターを探す羽目に。

カウンターはすぐ見つかったものの「Can you speak English?」「No」と言われても食いさがり、頼みの綱だった電子辞書はスーツケースに入れっぱなしで、しかたなく筆談とイタリア語でやり取りしながら、なんとかチケットを変更して事なきを得ました。

そして再び、セキュリティゾーンを通るのが大変で、とんでもない人だかりと、ラテン特有のルール無視が横行して、かなり時間がかかり、なんとか搭乗口にたどり着くころには出発直前でギリギリセーフ、これもかなり冷や汗をかきました。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。