みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

スペイン/ガウディの呪い!?人生初めて金縛りに遭う

2010/10/197

スペイン ホテル朝食

スペイン ホテル朝食

スペイン・バルセロナで最初に滞在したホテルは、かの有名なガウディの建築物、サグラダ・ファミリアから2ブロックという、けっこう近い場所にありました。しかもホテル名は「ホテル・サグラダ・ファミリア」。初めての街なのでまず、わかりやすい場所であること、そして3つ星ホテルということで、値段はとても安くはないけど高くもなく、さらに「デザインホテル」というキャッチフレーズに惹かれて、インターネットで予約しました。

外観や内部は、なるほど、バルセロナの歴史ある建物の中で、いい意味で浮いているような真新しいホテルでした。真夜中を過ぎてやっとのことでたどり着いた自分を、フロントにいた従業員のお姉さんは嫌な顔ひとつせずにチェックインさせてくれ、どれだけ安心したことでしょうか。そして翌朝、昼過ぎまで爆睡してしまいました。このホテルには2泊しました。初日の夜はただただ疲れて、シャワーを浴びた途端、ベッドの上で記憶がまったくないような状態でした。

そして、翌日の夜のことです。夜11時頃に寝た記憶があるのですが、何時間ぐらい経ったころでしょうか、自分の背後で物音、明らかになにか人の気配がします。1人旅なので、人などいるはずもなく、もしかして「侵入者?」とも思いましたが、そんな雰囲気でもありません。とにかく自分の寝ているダブルベッドのまわりに気配を感じます。こちらは気になってもはや寝ることができません。

そして体を動かそうとすると、「えっ?」と思うほど、まったく動きませんでした。しかも、冷や汗のような汗が体中に流れてきました。それでもその気配は、自分の足元で動いているのが伝わってきます。恐怖でゾッとするのを通り越してしまいました。

ほとんどろくに寝ることもできないまま、朝を迎えました。これまでの人生で金縛りなど経験したこともなかったのに、初めてのヨーロッパ、スペインでなぜ?と思いながら、友人に話すと「サグラダ・ファミリアの地下にガウディの墓がある、ガウディの呪いなんじゃないの?」と、あっさり。

もしかして泊まった新しいホテル、以前の建物は何だったのかがすごく気になりました。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。