みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

スペイン/バルセロナをプチ観光した気分の映画

2010/11/08

2009年に日本でも公開された映画『それでも恋するバルセロナ』を観ると、約3年前、自分がバルセロナを旅した思い出の数々がよみがえってきました。

その映画の内容というと、恋愛観がまったく違うアメリカ人女性2人が、夏のバカンスでバルセロナを訪れることになり、現地で画家の男性に出会ってお互いに惹かれ、さらに画家の元妻も現われて、三角関係ならぬ四角関係となってしまう恋愛模様を描いた映画です。すでにDVDも発売されています。

映画の内容はともかくとして、作品の中で、バルセロナの観光スポットがとてもたくさん登場するのも特徴です。

まずは、バルセロナの玄関口であるエル・プラット空港からはじまります。そして、サグラダ・ファミリアをはじめ、グエル公園、ランブラス通り、カサ・ミラ、グエル別邸、サン・パウ病院、国立カタルーニャ美術館など、もう「これでもか!」というほどの数でした。

本当に「あっ!ココ知ってる!私の行ったところだ!」と、映画を見ながら何度つぶやいたことでしょうか。

しかも、主演のスカーレット・ヨハンソン、ぺネロぺ・クロスら、ハリウッドの有名なスターたちが、バルセロナの街並みを、とてもおしゃれに闊歩しています。私がろくに予習もせずにバルセロナの街を見て歩いても、本当にすてきな街だなと思いましたが、スクリーンを通して見るとさらにすばらしい街に見えました。さすが、ハリウッドの名監督といわれるウディ・アレン監督の手腕です。ちなみに、ぺネロぺ・クロスはこの作品でアカデミー助演女優賞を受賞していますから、その演技ももちろん必見です。

バルセロナに行ったことがある人はもちろん、まだ行ったことがない人も、バルセロナにちょっとでも興味があれば、この映画を見ることをとてもおすすめします。約2時間で、バルセロナをプチ観光する気分を味わいながら、しかも楽しむことができる作品です。予習がてら見て、バルセロナに行くというのにも大いに使えそうです。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。