みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

スペインの警察で「盗難証明書」を発行してもらう

2010/11/12

さて、iPhoneの盗難に遭って一夜が明け、この日はバレンシア市内の観光をする予定だったのですが、観光よりまずしないといけないことが、警察に行って「盗難証明書」をもらうことでした。

警察に行く前に、念のため、昨日に乗った鉄道と地下鉄の案内所により、拾得物として届いてないかどうかも問い合わせました。スペインでもすべて、オンラインで管理されており、英語の話せるスタッフもいて対応もていねいでしたが、残念ながら見つからず。

そして、その案内所で交番の場所を聞き、訪ねて行くと2、3人がすでに待っていて、名前を書いて順番待ち状態でしたが、10分ほどで呼ばれました。受付で、スペイン語で「なにがあったのか?」と聞かれたので「iPhone! robo!(スペイン語で盗難という意味)」とだけ言うと、すぐに中に通してくれました。

次に、警察官と1対1で、事情聴取です。スペイン語まずいな・・・と思っていたら、若い男性警察官がやってきて、英語で話し始めたので、ホッ。盗まれたであろう時間と場所、状況、iPhoneの番号や購入場所など、次々と聞かれては答え、30分くらいやりとりしました。

途中、携帯電話のシリアル番号の意味を私がわからなかった際、警察官が自分の携帯電話を持ってきて、目の前で裏のふたを開けてバッテリーを取り出し、そこに書いてある番号をさしてくれました。ある意味、日本の警察官以上にていねい(?)な対応にちょっとビックリ、いや感激しました。

そして最後に、1枚の紙を渡されました。「盗難証明書」でした。これですべて終了です。この紙さえあれば、もし事前に海外旅行保険に入っていれば、保険会社に盗難保険の請求ができます。旅のスケジュールがタイトで、もらい損ねる人も多いようですが、今回、観光するはずで1日、空けていたのが幸いしました。バレンシアの街を十分に観光する時間はなくなり、警察からの帰り道、レストランでパエリアを食べるのが精いっぱいになってしまったのは残念ですが、また1つ、これも旅の教訓になりました。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。