みんなの五つ星旅行記

なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

スペイン／バレンシアの「地下鉄」 便利さとトラブルと

2010/11/17

バレンシア市街地

バレンシア裏路地

バレンシア市内には、地下鉄が走っているので、とても便利です。全部で5つの路線があって、料金は市内中心部で1回1.40ユーロ。いくつかの駅には、鉄道の駅にも接続していて、乗り換えもスムーズです。バルセロナの地下鉄のような、すごく危険な雰囲気も感じませんでした。

この地下鉄、バレンシア市内中心部では地下を走りますが、郊外や地中海に近付くと地上を走るトラムに変身します。バレンシアのどの場所に行くにも、たいがい地下鉄の駅があるので、本当に使えます。

ちなみに、空港へのアクセスも、地下鉄がとても便利でした。行きは、用事で某ホテルに立ち寄る必要があったので、タクシーを利用しましたが、帰りは地下鉄を使いました。

しかも、飛行機がストの影響で朝6時半のフライトに変更になり、さすがに早朝の時間帯だとタクシーを使おうかと考えましたが、ホテルのフロントで聞いたところ「朝5時？地下鉄が走っているよ、大丈夫！」と言われ、あまりお金を使いたくなかったのもあって、危険も承知で地下鉄に乗ったのは、今思えばクレイジーだったかもしれません。

そして朝5時、ホテルを出て地下鉄の駅まで10分ほど、スーツケースをゴロゴロ引っ張りながら歩き始めると、人気はなく車もなく、外もまだ暗く、危険度いっぱいです。そして地下鉄で切符を買ってホームに降りると、人が2、3人待っているだけ。ただ、空港行きの地下鉄は早朝にも関わらず、利用客が多いからか、朝5時台でも10分〜15分に1本ありました。

さて、地下鉄に乗り込むと、車掌が検札にきました。そこで、チケットを間違って買っていたことが判明し、「空港の駅に着いたら係員に言ってね」といわれ、駅に着いたものの、早朝で係員はいません。呼び出しボタンを押すとスペイン語、こちらは英語でまったく通じなくて困っていたら、後ろから同じようなトラブルの女性グループが来て、スペイン語でまくし立ててくれた数分後、係員がやっとのことであらわれ、手に持ったリモコンを押して改札を開けてくれて、終了。

ギリギリの時間だったこともあって、けっこう焦りました。早朝はやはりタクシーで行ったほうがよいと思いました。

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AKIさん／女性／年齢：30代／大阪府在住、自己紹介：日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。