日本の空港: 関空、伊丹、羽田、成田、新千歳、那覇、福岡、佐賀、長崎、熊本、鹿児島、松山、高知、徳島、新潟、山形、青森、秋田、仙台、神戸、出雲、米子、南紀白浜の空港体験記を紹介します。

ヒコーキ見るなら「那覇」が一番！

2013/08/19

那覇空港に駐機するANAの機体

那覇空港で見られる旅客機と軍用機

自分の飛行機好きを知ってか、近ごろ「日本で一番、飛行機を見るならどこがおもしろい？」とよく聞かれます。ここで、羽田や成田と答えても言いのだけど、あえて最近イチオシしているのが「那覇」です。

まず、那覇は滑走路が現在たった1本しかない。先日、2本目の滑走路を造るための国家予算が認証されたとのニュースを見たものの、完成して運用されるのにはしばらく時間がかかるでしょう。1本しか滑走路がないと、飛行機を狙うのに外すことがありません。何本も滑走路があると、お目当ての飛行機が向こうの滑走路を利用して逃した、という事態になるので・・・

また、那覇も忙しい空港です。ANAやJALはもちろん、スカイマーク、ピーチ、ジェットスター、ソラシドエア、エアアジアのほか、アシアナ航空やチャイナエアラインなど国際線も飛来します。「日本トランスオーシャン航空」や「琉球エアコミューター」などの小さなプロペラ機が離島を結んでいるのと、あと何といっても「自衛隊」がある。この自衛隊、陸・海・空と3つが那覇空港にそろっています。那覇空港に到着して旅客ターミナルに向かう途中、各種軍用機がズラリと並ぶ光景は、軍用機マニアでなくても誰もが「すごーい」と思うはず！

那覇空港には、展望デッキがあります。入場料が1階100円必要ですが、旅客ターミナルと自衛隊のほぼ境目にあたるので、いろいろな飛行機を眺められますし、飛行機を撮るための"穴"も設けられているところが、さすが。ただ、ANAやJALのジャンボ機などが駐機するエリアからは少々遠く、滑走路を飛び立つ機体を撮るにも必ず他の飛行機や建物が被ってしまうのがやや難。

もう1つ、ターミナル内の3階、4階がガラス張りになっているものの、ここから飛行機を狙うのもオススメ。ここだと入場料も不要、建物内なので雨が降ってきても安心です。

ちなみに、ピーチやエアアジア・ジャパンを利用する際、LCCターミナルは離れていて歩いて行けません。無料の連絡バスがありますが、どちらのLCCも搭乗の締切時間が早いですし、お土産屋さんやカフェも小さいので要注意！

ライタープロフィール

AKIさん／女性／年齢：30代／大阪府在住、自己紹介：日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。