神社参拝の旅
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千葉県の社といえば香取神宮

2012/04/26

香取神宮

香取神宮

鹿島神宮と一緒に祭りを行うくらい、鹿島神宮と香取神宮はとても縁が深い神社です。その祭は神幸祭で、毎年4月15日に行われています。12年に一度の午年には15、16日の両日にかけて盛大に行われます。

「古事記」の神話によりますと、天津神たちが降臨するさい、地上を治めるために使わされた神が鹿島の神と香取の神でした。香取神宮の祭神は経津主大神(ふつぬしのおおかみ)。武神でもあるのですが、境内に漂う雰囲気はとても優しく、それでいてきりっとしています。

鹿島神宮とおなじく、地震を鎮めているという「要石」が祀られています。私が少し遅めに参拝したさい、女性の神職さんが、太鼓を叩いてくれました。鹿島神宮や香取神宮の境内に奥宮がありますので、そちらも参拝されるとよいそうです。ほかの神社の奥宮ですと、山の頂上にあることが多いのですが、鹿島と香取の両神社は境内のなかにありますので、参拝しやすいと思います。ちなみに奥宮とは最初に神さまが鎮まった土地に祭られていることが一般的です。もともと私たちが参拝している多くの神社は、山にある社では冬になると参拝できなくなるので、里に建てた里宮と呼ばれるものです。神社通の方によると、できるだけ奥宮に参拝することをおすすめしています。

風水師の方によりますと、境内で写真を撮影すると、神社の気をより吸収できるのだそうです。鹿島神宮は、シンプルイズベスト。竹で割ったような感じの社で、公式ホームページもご神徳を宣伝していません。香取神宮は、なにか気遣いが感じられる神社で、公式ホームページでも思いやりが感じられる内容になっています。

私の経験としては、鹿島が武道や経営での勝負を賭けるさいに参拝されるとよいと思いましたが、香取神宮は、勉強などの内面的な勝負によいと思いました。

香取神宮

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ライタープロフィール

MUMUさん/男性/年齢:50代/新潟県在住/神社が好きで日本各地をまわっています。趣味でボーカロイドでの音楽作りやギターでオリジナルの歌をつくり、ときどきライブもしています。自分らしく生きることをモットーにしています。