オランダってどんな所?
「真の自由の国」「オランダ人の恋愛について」「ゴーダチーズ」「冬でも楽しいオランダ」「ケチで有名?」などオランダについて紹介します。

オランダは「真の自由の国」

2014/02/04

オランダには風車があり、春にはチューリップが咲き誇り、木靴を履いて伝統衣装を身にまとった美しいオランダ娘が見られる...そういったイメージありませんか?もちろん観光名所ではそのような美しい光景も見られます。しかし実際のオランダはそれよりもっと刺激的でした。ここでは私のオランダ体験を綴っていきます。

オランダは「真の自由の国」であると言っても過言ではありません。オランダでは、例えば「マリファナ」「安楽死」が合法です。これらはEU諸国やほとんどの先進国で認められていません。自由でありながら、とってもピースフルであるというのが、この国の魅力だと感じました。ルールはたくさんある国ですが、ある部分ではとっても寛容です。外国人へのマリファナ販売禁止の法律が定められましたが、今後この問題がどうなって行くのか、まだまだわからない状態です。

オランダは移民も多い国です。国土は狭いのですが、いろんな人種が住んでいるインターナショナルな国です。オランダでは人種差別の話はあまり聞きません。移民が肩身の狭い思いをすることなく、幸せにくらしているイメージがあります。移民やこの国で生まれた二世、三世が、「オランダ人」として生きて行く事を、白人オランダ人も容認しているように感じられました。これがお隣ドイツになると、いつもトルコ人やベトナム人の移民問題で頭を悩ませています。

私は2009年にオランダに三ヶ月滞在しました。住んでみる前からこの国に興味を持っていました。オランダについて調べてみれば見るほど、どんどん興味が出て来て、ついにオランダに行く事を決めました。これは恐いもの見たさというよりは、この不思議な国についてもっと知りたかったためです。国民や外国人を制限しない国、それでいて平和な国、オランダ。自由と平和のバランスが上手に保たれている秘訣を知りたいと思いました。それが数ある国の中からオランダを選んだ理由です。

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ライタープロフィール

MIKIさん/女性/年齢:20代/ベルリン在住/海外旅行が趣味で南国に語学留学をしました。世界各地に滞在しアーティスト、ライターとして活動しています。