グアテマラってどんな所?
グアテマラでのスペイン語、ホームステイ体験、グアテマラ人について、気候、おすすめスポットなどグアテマラについて紹介します。

シェラでどうしてもアジア料理が食べたくなったら?

2016/07/15

スペイン語の勉強や、ボランティアなどでシェラ(正式名称ケツァルテナンゴ)に長期滞在しているとき、、どうしてもアジア料理が食べたくなってしまったら? チキンとパサパサの米、甘くないあんこ(フリホレス)をメインとするグアテマラの食事は、日本人の好みに合うとは言えず、アジア料理が恋しくなることは多いと思います。

シェラは、人口だけで見るとグアテマラ第2の都市です。ただ、植民地時代の街並みが比較的残っている中心部(セントロ・イストリコ)はとても小さいです。従って、外国料理が食べられる店も限られています。

テイクアウトの中華が、メルカドセントラル(中央市場)の近くに何軒かあるのですが、これも「グアテマラ人が考える中華」という感じで、決して美味しくはありません。

そこでオススメなのが、中央広場の少し南、Av.9という通りにある、エスキーナ・アジアテカ(アジアンコーナー)というレストラン。コロニアル調の建物の2階にあります。1階の入り口部分には鉄格子のドアがあってびっくりしますが、呼び鈴を鳴らすとドアを開けてくれます。

こちらはシンガポール人女性がオーナーで、彼女自ら調理しているので、味は保証つき。品揃えは多くないのですが、タイ、インド、マレーシア、中華、ベトナムと、アジア各国料理が気軽な値段(メイン30-35ケツァル:400円−450円くらい)で楽しめます。

わたしのオススメは、前菜はベトナムの生春巻きと中国の小龍包を盛り合わせたプレート。メインはインドカレー。タイ風チキンとカシューナッツの炒め物も美味しいです。

ちなみにこちらでは、ごま油、豆腐、しょうゆなどアジア料理に欠かせない食材も売っています。

また、中心部からコレクティーボ(乗り合いバン)に乗って10分ほどのところに、パイスという大型スーパーがあります。ここでは主に中華や東南アジア料理の食材や調味料が買えます。

気力体力の充実は食べ物から。ときどき食べなれたアジア料理でエネルギーチャージしましょう。

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ライタープロフィール

そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。