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アティトラン湖周辺の村のみどころ

2016/06/15

アティトラン湖周辺の村

アティトラン湖周辺の村

アティトラン湖周辺にはたくさんの小さな村があり、村ごとに特徴があります。

アティトラン湖の周辺で一番大きい村は、パナハッチェル。長いメインストリートにはレストランや土産物屋、クラブが立ち並び、グアテマラ人の若いツーリストが多いのも特徴。ナイトアウトが好きな人や、ある程度便利なところに滞在したい、という人にオススメの村です。

若いバックパッカーに人気があるのが、サン・ペドロ。小さなメインストリートにはおしゃれなカフェやレストラン、安いホステルがたくさんあり、市場もあります。標高3000メートル級のサン・ペドロ山に上るなら、この村に滞在して、旅行会社でガイドを頼む必要があります。スペイン語学校もいくつかありますが、ここでは湖が見える宿に部屋をとり、バルコニーでぼーっとするのが一番いい過ごし方かも。

ヒッピーやスピリチュアルなアクティビティを好む人は、サン・マルコスに行くといいでしょう。ここはちょっと浮世離れした雰囲気というか、小さな村にプライベートな雰囲気のビラがいくつも建ち、各所でヨガやメディテーション、リトリートメントなどのプログラムを開催しています。ちょっとグアテマラではないような雰囲気で、ビーガンレストランやオーガニックベーカリーなど、欧米人のスピリチュアル系の人たちが好むものが揃っています。難点は、何もかもがグアテマラ標準からすると高いこと。それでも払う価値があると思う人にはいいでしょう。

サンティアゴ・デ・アティトランには、プールや各種施設を備えたリゾート型ホテルが何軒かあるので、ホテルでゆっくり滞在を楽しみたいという人にオススメ。バンブー・ホテルという街の中心地から少し離れたホテルが良かったです。ここではレストランで何か食べれば、日帰りでもプールが無料で利用できます。広くて木陰も多いプールサイドで、ビールを飲みながらのんびりするのが最高。

目的や気分に合わせて、村のホッピングをしてみるのもいいかもしれませんね。

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ライタープロフィール

そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。