すごいぞ!二輪レース
ハラハラ、ドキドキ感ががすごい!MotoGPをはじめとした二輪レースを紹介します。

世界に参戦する日本人選手

2010/06/13

スタンバイする選手

芳賀紀行 選手

芳賀紀行 選手

富沢祥也 選手

富沢祥也 選手

小山知良 選手

小山知良 選手

二輪レースの世界では、世界のサーキットにおいて表彰台で日の丸が掲げられ、君が代が流れる、そんな風景が日常茶飯事だということを、日本のどれだけの人々が知っているのでしょうか。

かつて二輪レースの世界では、たくさんの日本人選手がとても活躍していました。世界最高峰のMotoGPでトップのMotoGPクラスでは、以前の500ccクラスを含めてもまだ残念ながら世界チャンピオンは誕生していません。しかし、その下のカテゴリー、250ccや125ccのクラスでは、何人もの日本人選手が世界チャンピオンを獲得しています。

2010年、日本人で初めてのMotoGPクラスの世界チャンピオンを狙う選手がいます。ホンダから参戦する青山博一(あおやま・ひろし)選手です。

青山選手は2009年、1つ下のカテゴリー、250ccクラスでチャンピオンになりました。開発が止まったホンダのバイクというハンデを抱えながら、最新鋭のイタリア・アプリリアのバイクを駆る多くのライバルたちを打ち負かして獲得した世界チャンピオンにより、二輪レースへの関心が高いヨーロッパでは、青山選手の実力が高く評価されており、期待が高まります。

ほかにも、MotoGPにある別のカテゴリー、2010年から250ccクラスに代わってスタートするMoto2クラスでは、高橋裕紀(たかはし・ゆうき)選手と富沢祥也(とみざわ・しょうや)選手、125ccクラスでは小山知良(こやま・ともよし)選手がフル参戦します。

また、MotoGPとは別に、市販されているバイクをベースにし、ヨーロッパを中心に転戦するスーパーバイク世界選手権では、イタリアのメーカー・ドゥカティに乗る芳賀紀行(はが・のりゆき)選手が、2010年のチャンピオンの最有力候補です。

芳賀選手はこれまでランキング2位が3回、3位が4回と、とても惜しい位置にいて、2009年もギリギリのところでチャンピオンを逃しました。今年こそはという悲願への思いも強いです。芳賀選手は日本よりもヨーロッパでのほうが知名度があって、イタリアやイギリスなどでの人気もとても高い選手です。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。