初めての作詞入門 中級編

「ツーハーフ作品の創作」「デュエット作品の創作」「男歌の書き方」「女歌の書き方」「歌詞のタメに就いて」など初めての作詞入門 中級編を紹介します。

  1. 一番、二番、三番の構成

    作詞をはじめて、やっと1番が完成した時に、ふと悩んでしまう事があります。作詞には1番だけでなく、2番、3番の創作があるのです。基本的な各番手の構成は1番 現在進行中の事を書く2番 過去の事を思い出すように…

  2. ツーハーフ作品の創作

    ポップス系の作詞には、ツーハーフの作品が多数あります。洋楽の作曲法を用いた、ハメ込み詞が主流だからです。歌謡曲も洋楽が流行しだした頃から、ツーハーフの作品が多くなっています。演歌の世界でも…

  3. デュエット作品の創作

    作詞で意外と難しいのがデュエット作品です。何しろ男と女の二役を作詞しなければなりません。作曲家は更に大変で、男と女の音域を考えながら作曲しなければなりません。デュエット曲の作詞は、作曲家と男女の歌手…

  4. 男歌の書き方

    作詞には、男歌と女歌があります。男歌を歌うのは男性だけでなく、女性歌手の中にも沢山います。女歌は男性も女性も多いのですが、男性歌手と女性歌手では若干の違いがあります。男歌が得意な男性作詞家の仕事現場を…

  5. 女歌の書き方

    歌謡曲の世界では女歌が圧倒的に多く、男性が歌っても違和感の無い仕上がりになっています。女歌を作詞する作家は男性が殆どで、女性は1割ほどしかおりません。女歌は男歌と違って、創作にいくつかの注意点が…

  6. 声を張り伸ばす歌詞の注意点

    歌詞には、声を長く伸ばして訴求する部分があります。主にサビや各番手の語尾に集中します。詞が作曲されて歌詞になるには、声を張り伸ばす訴求部分に注意が必要です。歌で声を張り伸ばす部分は、サビが一番気に…

  7. 歌詞のタメに就いて

    タメとは、素早くスムーズにイチニイと動くのではなく、イチトォ・ニイの「・」になります。野球やゴルフのタメ、落語や朗読のタメ、歌や踊りのタメと、様々なタメがあります。しかし、歌詞のタメはちょっと違った…

  8. 歌詞の日記風はボツ

    作詞は作曲されて歌詞になり、歌手が歌う事で広がっていきます。歌詞には聴衆と共有するテーマや感動が必要になります。私は作詞家になろうと決心した時、1日に1作品を書くようにしました。しかし、漠然と原稿用紙に…

  9. 歌詞の重複に就いて

    私は作詞の依頼を受けてから納品するまで、1週間ほど掛かります。依頼されたテーマを基に、モチーフ(素材)を探し出し、必要なロケーションと大道具・小道具をイメージします。頭の中で1番の歌詞を創作し終わるまで…

  10. ルビと当て字の問題

    私は作曲の依頼があっても、全て引き受ける事はしません。先ずは歌詞の内容をよく吟味し、作曲に値すると思った作品だけを受注します。何故ならば、将来の看板に傷を残す事になるからです。中でも一番お断りする作品…

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ライタープロフィール

Jack天野/男性/年齢:50代/セブ島在住/13歳より横須賀の将校クラブでドラマーデビュー、20歳でハモンドオルガン奏者、その後ピアノの弾き語りとしてファイアットリージェンシーと契約し東南アジア各国のホテルロービーピアニストを務めました。ちょっとマイナーな部分も含めて、楽しい記事を書きたいと思います。宜しくお願いします。