メキシコシティの楽しみ方
「お洒落地区、ローマ・コンデサ」「ボヘミアンな空気漂うコヨアカン」「メキシコの運河を体験できるチョチミルコ」「メキシコシティの交通事情」「メキシコシティの治安」など、そまちひろさんが滞在したメキシコシティを紹介します。

メキシコシティの交通事情

2017/09/14

メキシコシティには、とても使い勝手のいい地下鉄があります。現在では12の線があり、地下鉄マップ上でそれぞれ色分けされています。この地下鉄を使えば、メキシコシティ内の見所に簡単に安く行けるのでとても便利です。

料金はどこまで乗っても5ペソ(約40円)。乗り換えをしても料金は変わりません。改札の近くに「Taqueria」とサインがあるチケット売り場があるので、ここに並んでチケットを買います。いつも長蛇の列ができているので、何枚かまとめて買っておくのがいいと思います。

チケットは磁気付きで、改札に通して改札のバーを通ります。一回チケットを入れたら、どこで下りても自由なので、日本のようにチケットが出てくることはありません。

改札付近に地下鉄マップがあるので、それで行き先を確認して、ホームに下ります。

車両には、様々なものを売る人が乗り込んできて、大声を張り上げて売り歩いています。違法らしいのですが、別に買っても害はありません。でも商品のクオリティに関しては保障できません。

最終電車は夜の12時。駅によって終電の時間が違うので、注意が必要です。

もうひとつ観光客がよく使う交通手段として、タクシーがあります。メキシコシティにはメーターで走るタクシーと、料金を最初に交渉してから乗るタクシーの2種類あります。

また、駅前や繁華街には、シティオと呼ばれる、ライセンスタクシーが並んで客待ちをしているタクシープールと、流しのタクシーがあります。シティオは料金交渉に応じてくれることは少なく、料金が高めですが、夜乗るならシティオが安全です。流しのタクシーはシティオより安いですが、夜乗るには少し勇気がいります。(特にひとりの場合はあまりおすすめできません)

夜間は料金が高めになります。目安としては、ローマ・ノルテからコヨアカンまで昼間に乗って100ペソ(約800円)、夜間だと120ペソくらいです。結構交渉してこの値段なので、スペイン語ができないと厳しいかもしれません。しかし乗る前に必ずいくらなのかは確認しましょう。

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ライタープロフィール

そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。