- お金を使う旅VS節約の旅
- お金をあまりかけずに旅を楽しむ方法を紹介します。
格安旅行を楽しむ方法その1
2015/12/14
お金を使わない質素な事にも価値を見出せる人は、安くても楽しく旅行ができます。「足るを知る者は富む」ということですね。小さな事にも喜びを感じられると例えオンボロ宿に泊まっても「楽しかった!」と言えちゃいます。ここでは、お金を使わずに旅を楽しむ方法をご紹介します。
1.観光名所ばかりがつがつ回らない。
せっかく取れた短い休暇を利用して旅行しても、ほとんど移動で時間を使ってしまっていませんか?「どうしてもあの遺跡を見たい!」と、目的地に思い入れや情熱がある場合を除いて、それほど興味がない場合は、移動に時間がかかる場所は却下しましょう。「せっかくこんなに遠くの国まで来たのだから、足を伸ばして隣の都市にも行きたい!」といったように、貧乏性が出てしまうのが人の性ですが、そこはぐっとこらえましょう。「高い移動費を出して、貴重な時間を使って行くほど自分に価値があるものか?」と考えましょう。
旅行だからといって、いろいろ予定を詰め込もうとせず、その移動時間で街に留まり、カフェで数時間ゆっくり人間観察しても、多くの事が学べます。働き者で少し空き時間があれば不安になり隙間になにか埋めようとするのがアジア人です。トドのように一日中プールサイドで寝転んで読書をしている西洋人のおばちゃんを見習いましょう。一カ所に留まり精神統一するのも悪い事ではありませんよ。
2.現地の暮らしぶりを知る、とけ込む。
「私にとって旅って何?」と、まずは問いてみてください。もし「普段見られない世界を知ること」だったら、飛行機から降り立った途端、普段見られないもので溢れているのが外国だと気付いてください。極端なことを言えば、旅先のインビスでぼーっと座りながら、道行く人の顔つきや表情、仕草、食べているもの、服装、コミニュケーションの癖などを観察するだけで、後は何もせずに帰国したとしても「私は大きな収穫を得た!」と胸を張って言えます。(もちろんそんな土産話を帰国後友人にしても、あなたを理解してくれないかもしれませんが....笑)
3.自分を見つめ直す。
旅行中は、自分の生きる現実世界から一旦遠ざかるので、自分を見つめ直す機会を得ることになります。しかし旅行中に予定を詰め込むと、忙しすぎてそんな暇もなく帰国することになります。飛行機の中の何時間にも及ぶ手持ち無沙汰な時間も、ガイドブックを見ながらどこでお買い物しようか、それで頭がいっぱいになっているかもしれません。
自分の人生についてじっくり考えられるのは、観光名所をせかせか巡ったり、お土産を大量買いしている時ではないと思います。なんとなく気持ちと時間に余裕がある時、少しほっとしていて、孤独を感じられる絶妙なタイミングです。色んな面で無理がないシンプルな節約旅行ほどそういったタイミングがあります。シャトルバスを逃したら、タクシーを使わず次のバスを待ちましょう。時間的にも金銭的にも無理があることは潔くあきらめ、ぽっとできた時間をぼんやり過ごすと、 自分を見つめ直す事ができます。
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MIKIさん/女性/年齢:20代/ベルリン在住/海外旅行が趣味で南国に語学留学をしました。世界各地に滞在しアーティスト、ライターとして活動しています。