お金を使う旅VS節約の旅
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個人旅行デビューしよう!

2015/12/08

インターネットで海外ホテル予約も簡単にできる時代です。英語が話せなくてもOK。英語辞書を片手に予約フォームに記入しましょう。海外のホテルに質問がある時には、サポートしてくれる代理店もあります。例えば世界中のホテルのネット予約ができるブッキングドットコムでは、日本語での電話問い合わせもOKです。バイリンガルのスタッフがこちらの要望を聞いて、英語で直接ホテルに問い合わせしてくれます。こんなに旅行の手配も簡単になった今では、代理店に頼らずに個人旅行してしまったほうがお得です!

大手旅行代理店が企画する添乗員や現地ガイド付きのツアーはどうしても値が張ります。安ければ疑ってかかった方が良いでしょう。飛行機やホテルがオンボロな場合もあります。

パッケージツアーを利用せず、自分で航空券や現地のホテルを手配して、観光名所へも自分でアクセスできれば、これはもう立派なものです。若者の強みは、何にでも挑戦できるフットワークの軽さです。個人旅行で大事なのは「とりあえずやってみる」ことなので、柔軟な彼等には特に向いています。若いうちに個人旅行を経験しておくと、歳を重ねてからも個人旅行を怖がらずに続けられます。

日本やヨーロッパの大都市では個人旅行をするのに苦労はありません。駅や道端の標識は母国語の他に英語でも表記されています。またスマートフォンも助けになります。例えインターネットがつながっていなくてもGPS機能があれば、現在地の確認ができます。

都市の個人旅行をおすすめしていますが、地方(特に僻地)への旅行は少し話が違います。日本からだと実にアクセスがしにくい田舎町に行く場合は、乗り継ぎを重ねてやっと到着するので、思い切ってツアーで行ってしまった方が、無駄な労力と時間を使わなくて済むこともあります。例えばエアーズロック、北国のオーロラ、マチュピチュ...など、古代遺跡や大自然を体感したい!という時、旅行会社のパッケージツアーをチェックしてみましょう。

私はフリープラン(添乗員なし・基本自由行動)のツアーでオーストラリアのエアーズロックを見に行きました。ケアンズ空港→エアーズロック空港、エアーズロック空港 →ホテル街があるエアーズロックリゾート、エアーズロックリゾート→エアーズロックのふもと...と、何の不便も感じずにスムーズにアクセス出来ました。飛行機やバスは手配されていて、旅行スケジュールは組まれています。指定された場所で指定された時間に待っていればお迎えが来るので、添乗員がいなくてもちっとも不安はありません。

添乗員やガイドがいないと心配なのは、まずは英語ができない(言葉が理解出来ない)からです。言葉が通じない、まったく違う文化の世界に飛び込むというのは、赤ん坊になるようなものです。右も左もわからず、ただ諭されるのを待つだけ。その途中に騙されたり、利用されたりするというトラブルが発生してしまいます。警戒心を持ちつつ共通語の英語を少しでも理解できれば、多くのトラブルを回避できるので、個人旅行も楽しくできるようになりますよ。

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ライタープロフィール

MIKIさん/女性/年齢:20代/ベルリン在住/海外旅行が趣味で南国に語学留学をしました。世界各地に滞在しアーティスト、ライターとして活動しています。