お金を使う旅VS節約の旅: お金をあまりかけずに旅を楽しむ方法を紹介します。

旅先の友人は宝です

2015/12/11

格安旅行＝つまらない、不愉快、物足りない....。そんなイメージがありませんか？質素な旅は本当に充分に楽しめないのでしょうか？

いいえ、世界には「安くて素敵な場所」がたくさんあります。しかし旅行者にはそんな場所を見つけるのが安易ではありません。「旅行者は旅行者のいるところに集まる」習性があるので、例えばレストラン選びでも、旅行者は「メニューは英語で表記されているけれど高くて味のぼけたお店」についつい入ってしまいます。店内を見渡してみればガイドブックを持った観光客ばかりいることに気付きます。

ガイドブックには載っていない「世界の穴場スポット」を見つければ、楽しくてリーズナブルな旅行ができますが、なかなか簡単には見つかりません。そこで強みになるのは「現地の友達」です。信頼出来る、元々仲のよい友達なら安心です。その国で生まれた外国人の友人や、留学中の日本人の友人がいたらラッキーですね。ガイドブックには載っていない美味しいレストランやバー、格安宿、おすすめ観光スポットなどを教えてもらいましょう。もしかしたら泊めてくれるかもしれません。いきなりでは予定が入ってしまう可能性があるので、数ヶ月前に連絡してみましょう。

現地に友人がいる旅行というのは、1人ぼっちの個人旅行やパッケージツアーと違います。個人旅行でふらふら旅行すると、ミュージアムや有名な遺跡などを訪れても、いまいち理解出来ないことがありますが、友人がいれば旅行先の国の歴史や現在の問題、国民性や食文化など事細かに教えてもらえるので学びの多い旅になります。添乗員付きのツアーのように集団行動を強いられることもなく、自由に、のんびり、安心感のある旅行ができます。「海外に知り合いなんていません！」という方には旅行者と現地人の出会いの場であるカウチサーフィンなどをおすすめしていますが、安全性を考えると実際に会った事がある友人のほうがもちろん良いでしょう。

ドイツ滞在中、私も日本から訪ねて来た友人を案内したことがあります。時間がなく、付きっきりで案内はできなかったのですが、それでも現地情報を提供したので喜んでくれました。

ライタープロフィール

MIKIさん／女性／年齢：20代／ベルリン在住／海外旅行が趣味で南国に語学留学をしました。世界各地に滞在しアーティスト、ライターとして活動しています。