旅行中の健康への影響と健康管理
「旅行中の食べ物」「気候の変化」「防寒」など健康管理について紹介します。

朝ご飯は野菜中心に!

2015/11/17

旅行中の大きな問題は、ご存知の通り「便秘」です。旅行をすると環境が大きく変わるので、体が緊張します。女性は特に旅行中に便秘になってしまう人が多いです。確かに、観光名所の女子トイレはどこも長蛇の列で、トイレにゆっくり入っている時間もないです。忙しいスケジュールでは、トイレに行く時間は省かれてしまいます。

それから便秘が起こりやすい大きな原因としては、野菜不足もあげられます。旅行中は外食中心になるので、炭水化物や肉魚ばかりとるようになります。また、便利なので旅行中はファストフードを利用する機会も増えます。すると、ますます野菜をとりにくくなり、必要な栄養素が不足してしまいます。

海外旅行では、あれもこれも食べたいですね。北アメリカやヨーロッパなどのでは、こってりなものが多いので、野菜は意識しないととれません。そういった国で野菜を比較的とりやすいのは、生野菜サラダなどが出てくる朝ご飯です。また、朝にフルーツをたっぷりとる国も多いので、これも便秘解消の助けになります。

日本人は海外の朝食でどうしてもおいしいパンに感動し、食べ過ぎる傾向がありますが、昼と夜に食べる重~い食事のことを考えて、朝は炭水化物であるパンは控えて野菜とフルーツをたくさん食べましょう。

また、朝ばたばたして出かけると、トイレにじっくり入る時間を逃し、便秘になる可能性があります。理想的なのは朝日とともに目覚めて、その後ホテル周辺を散歩し、ホテルに戻り朝食を食べ、食後にお腹を休めたりトイレに行く時間を作って、外出の準備を済ませる。という形です。しかし、「午前10時スタートの現地ツアーに参加するために、9時半には中央駅に到着しなければ!」といった予定があり、朝バタバタしていると、なかなかトイレタイムが作れません。しかし体は正直です。旅行中にスケジュールを詰め込み適当な食生活をしていると、旅行の終わりの方では、便秘になり重いお腹を引きずって観光するようになります。そんな不快な気持ちで旅行するのは、本当に嫌ですよね。

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ライタープロフィール

MIKIさん/女性/年齢:20代/ベルリン在住/海外旅行が趣味で南国に語学留学をしました。世界各地に滞在しアーティスト、ライターとして活動しています。