セブ島恋愛&結婚のガイダンス
セブ島恋愛の注意点、恋愛の第一歩、メリット、デメリット、国際結婚の準備、結婚のセレモニーなどを紹介します。

セブ島での恋愛&結婚について

2013/06/26

フィリピンのセブ島はスペイン統治時代の首都であり、女性は楽天的な性格をしています。人種、宗教、年齢、職業に拘らない、大らかな恋愛観と結婚観を持っています。日本では恋愛と結婚を切り離して考える女性もいますが、フィリピンでは、男性の経済状態で結婚に結びつきます。楽天的な性格は富裕層も貧困層も同じですが、家庭環境で恋愛観も結婚観も変化します。

貧困層の女性は、竹と椰子で作った八畳ほどの家に家族5人から6人が暮らしています。キッチンは外で枯れ枝や流木を燃料にして炊事をします。トイレも外で数軒が共同使用しています。水洗トイレですが、バケツの水を流す手動式です。シャワーと洗濯は共同の井戸で行います。周囲の目を気にする年齢になると、Tシャツとジーパンを着たまま身体を洗います。ついでにTシャツとジーパンも洗ってしまいます。

周囲の男性は殆どが無職で、ハイスクールはおろかエレメンタリーも卒業していません。ハイスクールをでても就職できず、仮に大学を卒業しても男性の就職口は狭いのです。

結果的に貧困層の女性は早熟で、日本女性よりも5年から8年早く恋愛と出産を経験します。出産イコール結婚ではなく、子供ができると殆どの父親は姿を眩ましてしまうのです。

セブの女性全てではありませんが、独身女性で子供が数人いるのは当たり前です。フィリピーナ 花より先に 実をつける byJack天野

富裕層の女性は、両親がビジネスをしている場合が多く、豪邸に住み、高級車を何台も所有し、運転手やガードマンを雇い、メイドとコックなど、多数の使用人に囲まれた生活をしています。

フィリピンでは男の子が生まれるよりも、女の子が生まれる方が喜ばれるのです。日本と違い女系主義で、家督と家業は娘が継いでいきます。

外出、セレモニー、バケーション、通学、ショッピングと、全て家族か使用人が同伴します。結果的に、恋愛対象は希薄なエリート男性になり、結婚相手はビジネスが絡んできます。

昔の話ですが・・・香港の一流ホテルでロビーピアニストをしていた時に、フィリピン歌手がゲストで来ました。歌手はフィリピン大手企業財閥のお嬢様でした。歌手として香港にやってきましたが、2人のメイドと小母さんが同行しています。両親としてみれば、悪い虫が付かないようにとの配慮かもしれません。彼女は今までのフィリピン女性とまったく違いました。言葉がゆっくりで決して早口にならない、怒っても早口になったり声を荒げたりしない。立ち振る舞いもゆっくりで、優雅な物腰と笑顔を絶やしませんでした。私が帰国して半年後に、彼女は日本まで私を追いかけてきました。この時は誰も同伴せずに一人で来日しました。暫くは恋愛ごっこのような付き合いを始めて、結婚も考えましたが無理でした。ラベルと言うかレベルというか、親が絶対に許さないのです。

私が恋愛から結婚に向かった女性は、貧困層の女性でした。ツバが飛び散るほどの早口で、喧嘩すると包丁を取り出します。トイレを済ませて水を流したら、怒鳴り込んできます。「ナンデ ウンチ ミテナイ ナガスノ?」始めは意味が判りませんでしたが「あなたのウンチを見なければ健康状態が判らない」という意味だそうです。

セブ島のフィリピーナは、5%の富裕層と15%の中間層、そして80&の貧困層で性格が分かれます。料理の松・竹・梅ではありませんが松よりも竹の方が口に合う場合もございます♪

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ライタープロフィール

Jack天野/男性/年齢:50代/セブ島在住/13歳より横須賀の将校クラブでドラマーデビュー、20歳でハモンドオルガン奏者、その後ピアノの弾き語りとしてファイアットリージェンシーと契約し東南アジア各国のホテルロービーピアニストを務めました。ちょっとマイナーな部分も含めて、楽しい記事を書きたいと思います。宜しくお願いします。