フィリピン語学留学(英語)・小学&中学編
「フィリピン小学校の豆知識」「義務教育について」「日本とフィリピン・教育の違い」「必要な手続き」などフィリピン語学留学・小学&中学編を紹介します。

卒業後の対応に就いて

2012/11/14

フィリピンで本格的な留学を行ないエレメンタリーやハイスクールを卒業した後の対応に就いて、一緒に考えて見ましょう。フィリピンのエレメンタリーを卒業して日本に帰国しても通常のように日本の中学校へと進学する事ができます。過去の事例を基にしても、今までに何の問題もありませんでした。

フィリピンのハイスクールを卒業して日本に帰国した場合は1年遅れになりますが、希望する高校に入試を申し込む事ができます。

日本の高校の中には、帰国子女を積極的に迎え入れている高校もあります。英語による入学試験や編入試験があり、特別クラスによるカリキュラムも組まれています。ハイスクールを卒業して、日本の高校2年生に編入する事も可能なのです。日本に帰国しない場合は、日本より2歳早く大学に入試を申し込む事ができます。ハイスクールが大学の付属であれば、成績表の評価と面接だけで入学できる場合や一般とは別の比較的簡単な試験で入学する事も可能です。

ハイスクールを卒業後に、フィリピンの2年制短期大学を卒業すると修学期間が累計12年となって、日本では高校卒業として扱われます。大学入試の条件が満たされ、希望する大学受験が可能になります。日本の先端産業やIT企業、そしてグローバル企業では英語を社内公用語としている企業も多く、海外での卒業資格は有利になります。日本への就職も選択肢のひとつになります。

フィリピンの4年制大学を卒業しても、日本では2年制の短大扱いになります。日本では、義務教育9年、高校3年、大学4年で16年になりますがフィリピンでは、エレメンタリー6年、ハイスクール4年、大学4年で14年になります。

フィリピンの大学院を卒業すると2年が加算されて、日本の4年制大卒として扱われます。フィリピンの大学院は、医師、歯科医師、弁護士、会計士等の専門職を養成しています。大学院を卒業すると国家資格が与えられる特権もあります。日本では入学から卒業、そして国家資格取得まで数億かかると言われる医師でもフィリピンなら、年間100万円以下で通学し、医師の国家資格を取得する事ができます。

うんうん!娘が医師か弁護士になってくれると、老後に希望が持てるんですけどねえ・・

関連記事
ライタープロフィール

Jack天野/男性/年齢:50代/セブ島在住/13歳より横須賀の将校クラブでドラマーデビュー、20歳でハモンドオルガン奏者、その後ピアノの弾き語りとしてファイアットリージェンシーと契約し東南アジア各国のホテルロービーピアニストを務めました。ちょっとマイナーな部分も含めて、楽しい記事を書きたいと思います。宜しくお願いします。