フィリピン語学留学(英語)の基礎知識
「留学先の選び方」「語学留学に必要な書類」「語学留学に必要なVISA」などフィリピン語学留学基礎知識を紹介します。

フィリピン衣食住の基礎知識

2012/10/18

フィリピンに語学留学する場合は、衣食住の事に関して情報を収集する必要があります。民間語学スクール、私立の幼稚園からハイスクール、そして大学と大きく3つに区分けできます。

民間語学スクールの場合は、スクール内に寮やレストラン、そして日常品のショップが完備されているオールインワンタイプが便利です。フィリピンの大学と提携して敷地内に語学スクールを開設しているスクールもあり、大学の設備を利用する事ができます。留学初心者の方は、危険やトラブルとの遭遇を避けるために、スクール内の寮がお勧めです。寮には一人部屋と二人部屋があり選択する事ができます。寮費はスクールによって違いますが、学費から食事、電熱費など全てを合算しても1ヶ月で10万円以下が相場です。リゾートホテルと提携している民間語学スクールもありこちらは割高になりますが、美しい海とリゾート気分を味わう事ができます。エリア内はセキュリティーガードマンによって守られ、レストランの食事やアクティビティーを利用する事ができます。1週間くらいの連休や1ヶ月の夏休みを利用した親子連れと、観光気分も味わいたい方に人気があります。

大学や大学院に留学する場合は、当初大学の寮に仮住まいして、少しずつ慣れてから自立していきましょう。敷地内に寮と学生食堂、そしてショップが装備され、インターネットや学生のサークルエリアもありプールやテニス、バスケット、イベント等を楽しむ事ができます。

さて、寮や学生食堂が完備されていない場合は、どうなるのでしょうか?幼稚園からハイスクールまでは未成年者であり寮に入る事もできません。殆どが両親のどちらかと一緒に暮らす事になり、衣食住を自分流に賄っていく必要があります。住まいを探す場合は、事前にスクールと相談して安全を第一に考えましょう。エリアによっては非常に危険な集落があります。スクールまで遠いと乗り物を利用しなければなりません。安全事情も日本と違い、街灯が無かったり、夜に道路わきで酒盛りをしている人達がいるエリアもあります。スクールまで徒歩5分から10分圏内が理想的で、人通りが多く道路に面しているアパートや貸家がお勧めです。

スクールができると周辺には学生を目当てにしたアパートが建ち並んだり、貸家として提供する人も現れてきます。フィリピンでは、保証金が1ヶ月分、前払い家賃が1ヶ月分の2ヶ月分を支払うと入居できます。

スクールのそばには、学生用の安食堂から高級レストランやカフェが建ち並び、ショッピングにも不自由する事がありません。自炊もでき、経済的に安く、自由な行動を取れる事から、長期的、本格的な留学にはメリットがあります。

関連記事
ライタープロフィール

Jack天野/男性/年齢:50代/セブ島在住/13歳より横須賀の将校クラブでドラマーデビュー、20歳でハモンドオルガン奏者、その後ピアノの弾き語りとしてファイアットリージェンシーと契約し東南アジア各国のホテルロービーピアニストを務めました。ちょっとマイナーな部分も含めて、楽しい記事を書きたいと思います。宜しくお願いします。