フィリピン語学留学(英語)の基礎知識
「留学先の選び方」「語学留学に必要な書類」「語学留学に必要なVISA」などフィリピン語学留学基礎知識を紹介します。

フィリピン語学留学先の選び方

2012/10/14

フィリピンの語学留学先は、日本で言う英語塾のような民間語学スクールと国公立・私学の小学校・ハイスクール・大学があります。いずれのスクールでも滞在VISAとSSP(就学許可証)が必要になります。

民間の語学スクールは、市内の比較的安全なエリアやリゾート地、そして大学の敷地内とバラエティーに富んでいます。3歳くらいの幼児から小学生、中学生、高校生、大学生、社会人等、留学する方達も多様化しています。

リゾート内の宿泊設備を利用した語学スクールは、小さな子供とお母さんに人気があり、夏休みや春休みを利用する方が殆どです。初心者の若い女性にも人気で、安心できるセキュリティー、快適な居住環境、そして美しいプライベートビーチがあります。リゾートホテル内であれば、英語の単語を並べるだけでも日常的な会話ができ、生きた英語に接する事ができます。

国公立の小学校とハイスクールは、フィリピン政府の予算を元に運営されているので原則的に外国人子女の入学や留学はできません。両親のどちらかがフィリピン国籍の場合か、二重国籍を取得している場合は国公立に就学する事ができます。

私立のハイスクールは、SSP(就学許可証)を取得して入学手続きをする事ができます。人種による差別は少なく、明るいラテン系の友達がたくさん迎え入れてくれます。私立の校則は厳しく、制服、アクセサリー、シューズ、靴下、カラー、長さなど厳しくチェックされます。サークル活動やセレモニーの参加も多いので、日本とは違ったタレント学校のようなイメージを受ける事もあります。

大学は、私立・国公立共に留学する事ができます。留学前に語学と一般学力のテストを行う大学もあり、反面、英語の能力審査だけで許可する大学もあります。姉妹提携や業務提携している大学であれば、フィリピンでの単位をそのまま日本の大学に反映する事ができます。

フィリピンの大学では、社会人や退職者の聴講生にも人気があり、音楽や美術など趣味を兼ねた講座を選ぶ事もできます。フィリピンでは年の差をまったく気にしないので、思いっきり学生生活をエンジョイする事ができるのです。

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ライタープロフィール

Jack天野/男性/年齢:50代/セブ島在住/13歳より横須賀の将校クラブでドラマーデビュー、20歳でハモンドオルガン奏者、その後ピアノの弾き語りとしてファイアットリージェンシーと契約し東南アジア各国のホテルロービーピアニストを務めました。ちょっとマイナーな部分も含めて、楽しい記事を書きたいと思います。宜しくお願いします。