- フィリピン語学留学(英語)・聴講生編
- 「聴講生について」「聴講生のメリット」「聴講生の資格」「聴講生の滞在費」などフィリピン語学留学・聴講生編を紹介します。
聴講生の注意点
2012/11/28
フィリピンの大学で楽しい聴講生生活を送るには現地の状況、環境、文化、習慣、モラル、マナー、ルールを知る必要が有ります。フィリピンでは、大学に行きたくてもお金がなく、諦めている人達が多いのです。
ハイスクールを卒業しても仕事はありません。
大学を卒業していないと就職活動を行う事もできません。
大学を卒業しても、成績がトップクラスでないと就職できません。フィリピンは日本以上の学歴社会で、国民の5パーセントといわれる富裕層は全て高学歴です。
家族や親族の中で成績が優秀な子供がいると、家や土地、そして家財道具を全て売り払い借金してまで大学を卒業させます。大学生のプレッシャーも過酷ですが、支える家族はもっと過酷なのです。学生の中には、1年間アルバイトで貯金し、そのお金で1年間通学する学生も多数います。大学を卒業するまでに8年、10年掛かる場合もあり、殆どが途中で退学してしまいます。
フィリピン人は明るい性格で、将来の事など余り気にしません。その分、現実が目の前に見えてくるとパニック状態に陥る場合があります。日本からの留学生は、フィリピン人からみると物凄いお金持ちなのです。時には嫉妬の目線を感じる事もあります。
服装の注意点
フィリピンは1年を通じて日本の夏と同じ気候ですが、湿度が少なく過ごしやすい環境です。一般的な学生の服装は、靴、デニム、Tシャツ、もしくは制服になります。日常の生活では、靴がサンダルに代わるだけです。公共施設や政府関係施設は、靴、靴下、デニム、Tシャツになります。サンダル履きでは、ゲートのガードマンに阻止されて入る事ができません。日本の学生のようなファッション感覚ではなく、周囲に溶け込んだ服装を心がけましょう。高級な時計やアクセサリー、携帯電話、パソコン、デジカメ、ビデオカメラ等は人前で見せない配慮が必要です。
貸し借りの注意点
品物やお金を貸したら帰ってこないと思ってください。フィリピン人の「貸して」は「下さい」と同じ意味があります。「下さい」とは言えないので「貸して」と言っているだけです。特にお金の貸し借りはトラブルの元になります。しつこく請求すると逆切れして、思わぬ災難に発展する事があります。フィリピンでは、貸さない、借りない、関わりあわない、が基本になります。
恋愛での注意点
フィリピン人は早熟で、ひと目合っただけでも恋に落ちる場合があります。女性も男性も年齢を気にしないので、年の差カップルも多いのですが殆どの大学は、妊娠した場合に停学及び退学処分になります。友達として集団的な交際を中心に始めましょう。家族の誕生日やセレモニーに招待された場合は、複数で参加するようにしましょう。
恋愛は自由ですが、フィリピンは母系主義で女性の権力が強い国です。アメリカ式のレディーファーストを心がけましょう。海外では個人的な風評やトラブルでも、日本人全体として評価されます。日本を代表するとまでは言いませんが、責任の有る行動と、節度のある対応が必要です。
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Jack天野/男性/年齢:50代/セブ島在住/13歳より横須賀の将校クラブでドラマーデビュー、20歳でハモンドオルガン奏者、その後ピアノの弾き語りとしてファイアットリージェンシーと契約し東南アジア各国のホテルロービーピアニストを務めました。ちょっとマイナーな部分も含めて、楽しい記事を書きたいと思います。宜しくお願いします。