- フィリピン語学留学(英語)・聴講生編
- 「聴講生について」「聴講生のメリット」「聴講生の資格」「聴講生の滞在費」などフィリピン語学留学・聴講生編を紹介します。
聴講生のデメリット
2012/11/19
フィリピン語学留学で人気の有る、聴講生のデメリットを挙げてみました。マイナス面も考え方によって、プラスに転じる事もできます。
1、単位が取れない
聴講生は、正規の学生では有りません。従って講義を受けても単位を取得する事ができないのです。聴講生制度は海外の大学授業を体験し、語学修得とスキルをアップする事が目的です。
2、試験を受ける事ができない
聴講生は年に4期あるカリキュラムに於いて、期末試験を受ける事ができません。また、フィリピン政府が年に1回行う、地方統一試験を受ける事ができません。正規学生の平均点と成績の順位に問題が生じるからです。
3、公的なイベントに参加できない
聴講生は、フィリピン共和国政府や大学連盟が主催する公的なイベントに参加できません。主に、スポーツイベント、音楽コンテスト、ダンスコンテスト、ミスコンテスト等があります。イベントの主催者と趣旨によっては、聴講生の参加も認められる場合が有ります。
4、進級・卒業資格がない
聴講生には進級制度がありません。しかし、同じ学科を再度受講したり、グレードアップした講義を選ぶ事ができます。進級や在留は自己申請で手続きを行う事になります。卒業による資格も卒業証書の発行もありません。しかし、日本の大学を卒業していれば、聴講生から大学院に進学する事ができます。
5、仕事をする事ができない
聴講生には、修学許可と滞在許可のVISAしかありません。就労するには、就労VISAの取得が必要になりますが聴講生の目的と異なるので、就労はできません。
6、VISAの更新が必要
聴講生は、1年ごとの修学VISA更新と、2ヶ月ごとの滞在VISA更新が必要になります。リタイアメントVISAを取得している場合は、1年ごとの修学VISA更新だけとなります。
フィリピンの聴講生制度は、「来るものを拒まず、去るものを追わず」という許容範囲が広く、受け入れやすい環境に特徴がありメリットとデメリットが混在していると考えてください。
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Jack天野/男性/年齢:50代/セブ島在住/13歳より横須賀の将校クラブでドラマーデビュー、20歳でハモンドオルガン奏者、その後ピアノの弾き語りとしてファイアットリージェンシーと契約し東南アジア各国のホテルロービーピアニストを務めました。ちょっとマイナーな部分も含めて、楽しい記事を書きたいと思います。宜しくお願いします。