フィリピン語学留学(英語)・聴講生編
「聴講生について」「聴講生のメリット」「聴講生の資格」「聴講生の滞在費」などフィリピン語学留学・聴講生編を紹介します。

聴講生の手続きと費用

2012/11/25

フィリピン語学留学の聴講生制度を利用する場合の、手続きと費用に就いて説明いたします。希望する大学のホームページを参照し、専門の受付窓口へメール相談する事もできます。

フィリピンでは18歳から成人として扱われます。日本人もフィリピンの法律に基づき、18歳未満の場合は保護者の承諾と承認が必要になります。申請書類へのサインは勿論の事、保護者が面接に立ち会う義務があります。

成人の場合は、高校の卒業証明証、高校成績証明証、大学卒業証明証、大学成績証明証の英文翻訳履歴書、TOEFLスコア証明証、出生証明証、戸籍謄本の英文翻訳が必要になります。英文の出生証明証と戸籍謄本は、発行から3ヶ月以内の戸籍謄本があれば在フィリピン日本領事館及び派出官事務所にて発行してくれます。その他に用意しておく書類は、銀行の残高証明書クレジットカードのコピー、パスポートのコピー、写真が必要になります。

フィリピンで用意する書類はフィリピン人による身元保証書、最小集落(バランガイ)の居住証明書、銀行残高証明書フィリピン弁護士によるスタンプとサインが必要な書類もあります。

聴講生としての手続き書類は、上記の全てを揃えるは必要ありません。今までに関わった方が揃えた書類を全て書き出しています。大学ごとに基準があり、的確な情報を収集する必要があります。

私の場合は芸術・音楽を専攻した為に、パスポートと現地の運転免許証だけで済みました。日本で農業をしていた退職者は、農耕の実習を専攻した事でパスポートのコピーと学生証を作る写真1枚で済みました。英語を専攻した知人は、パスポートとIカード弁護士承認の英文履歴書、そしてTOEFLスコアの証明証を求められました。

聴講生の手続きに掛かる費用ですがフィリピンの大学は1年を4期に分けている関係で1期ずつの受講料か4期分前払いの支払いを選択できます。

フィリピンでは3月末が学年期末になり、4月5月は夏休みになります。一般の入学や進級の申し込みは、夏休み期間中に行われ期間を過ぎると1年間休学になります。

聴講生の場合は、受け付けを夏休み期間中に限定している大学と期間に関係なく随時受け付けている大学があります。聴講生の申請費用と受講料は、公立、州立、市立、私立によって違いがあり専攻する講座によっても違いがあります。

公立、州立、市立で年間3万ペソから4万ペソ(8万円)私立で5万ペソから6万ペソ(12万円)を目安にしてください。

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ライタープロフィール

Jack天野/男性/年齢:50代/セブ島在住/13歳より横須賀の将校クラブでドラマーデビュー、20歳でハモンドオルガン奏者、その後ピアノの弾き語りとしてファイアットリージェンシーと契約し東南アジア各国のホテルロービーピアニストを務めました。ちょっとマイナーな部分も含めて、楽しい記事を書きたいと思います。宜しくお願いします。