フィリピン語学留学(英語)・聴講生編
「聴講生について」「聴講生のメリット」「聴講生の資格」「聴講生の滞在費」などフィリピン語学留学・聴講生編を紹介します。

聴講生のVISA

2012/11/26

大学の聴講生として講義を受講し滞在するには、修学許可証・滞在許可証のVISAが必要です。其々のVISAに意味があり、しっかり理解する事をお勧めいたします。フィリピンに入国すると「30日間の滞在VISA」がパスポートに記されています。30日間は観光を目的とした滞在に限られ、語学修学は目的外とされています。

語学修学が目的で渡航する場合は、入国後に修学VISA(SSP)を取得し30日を越えて滞在する場合は、期限の切れる2週間前に滞在VISAを更新します。滞在許可VISAは、聴講生、留学生、語学研修生、観光客、ビジネス目的の方などが30日を越えて滞在する場合に必要な査証です。2ヶ月ごとの延長更新を繰り返す事で、最長2年間の延長が可能になっています。

修学許可VISAは、私設語学スクール、公立、州立、市立、私立に関わらずフィリピン国内で修学する場合に必要な査証です。

ビジネスには就労VISAがあり、退職者にはリタイアメントVISAがあります。他にも、フィリピン人と結婚した場合のマリッジVISAや投資VISAがあります。

聴講生の修学VISAに就いて
聴講生の修学VISAは、大学の事務局で代行する場合と、個人で申請する場合があります。大学で代行する場合は、殆どの種類を大学側で用意し、イミグレーションの手続きまで行います。

個人で申請する場合は
学校で用意していれる、聴講生受講許可証、学生身分証、受講料支払い証明証を準備します。受講生が用意するのは、パスポートと写真くらいになります。書類には、大学の認証と弁護士の認証が必要になる公文書となります。修学VISAは、1年ごとの更新になります。

滞在許可VISAは
フィリピンに入国し、30日の期限が切れる2週間前に更新手続きを行います。パスポートとIカード作成用の写真が必要になります。滞在VISAは最長2年になっていますが、修学VISAを取得すると2年以上滞在できます。滞在VISAは、2ヶ月ごとの更新になります。

私の場合はフィリピンに入国して直ぐ、修学VISAに必要な書類を揃えました。イミグレーションで、修学VISAと滞在VISAの申請を同時に行う為です。イミグレーションは、其々の州によって規模の違いがあり、裁量権にも開きがあります。判らない事はスーパーバイザーに相談すると、親切にサポートしてくれます。

うっかり更新時期を忘れるとオーバーステイになります。カレンダーにしっかりと書き込んで、赤丸を付けておきましょう。

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ライタープロフィール

Jack天野/男性/年齢:50代/セブ島在住/13歳より横須賀の将校クラブでドラマーデビュー、20歳でハモンドオルガン奏者、その後ピアノの弾き語りとしてファイアットリージェンシーと契約し東南アジア各国のホテルロービーピアニストを務めました。ちょっとマイナーな部分も含めて、楽しい記事を書きたいと思います。宜しくお願いします。