- フィリピン語学留学(英語)・聴講生編
- 「聴講生について」「聴講生のメリット」「聴講生の資格」「聴講生の滞在費」などフィリピン語学留学・聴講生編を紹介します。
聴講生の資格
2012/11/22
フィリピンの語学留学には、大学の聴講生制度を利用する簡単な方法があります。各大学により申請資格に違いがありますが、私の経験を交えて説明したいと思います。
フィリピンの聴講生制度は、大学が独自に資格と審査基準を設けて、特定の授業科目を履修する希望者を受け入れる制度です。正規学生のように単位を取得する事はできません。
大学の敷地内に設立されている私設語学スクールには大学の敷地内に付属する設備を一般学生のように使用する事ができ料金を支払う事で希望する科目の講義を受ける事ができる、と記載されています。判りやすく説明すると聴講生としての資質と能力を持ち、申請書の記述を審査した上で受け入れるが単位の取得や進級及び、卒業に於ける資格や証明証は与えられない、と言う事になります。
大学により資格審査の基準も格差があります。専攻科目の教授と面接し、教授のOKが出れば聴講生として受け入れてくれる大学。英語のスキルとキャリアを判断する為の試験を実行し、TOEFLスコアを基準に審査する大学。日本の高校卒業証書、成績証、大学卒業証書、成績証を提出し、聴講生として能力資格試験を実行する大学もあります。其々の大学のステイタスとレベルによって違いがあり聴講生を受け入れる環境によって審査基準に格差が生じてきます。
私はターザン英語と単語つなぎ英語の能力しかありませんでしたが専攻が音楽でしたので語学力は問題になりませんでした。美術や工芸、農業、畜産など視覚に訴える場合は、キャリア重視で語学力は影響しません。
理数系や専門知識の必要な科目は、英語の能力と英語以外の専門用語を理解する必要があります。
聴講生の年齢制限は、フィリピンで大学に入学できる16歳以上からで上限はありません。私は50歳で聴講生になりましたが、リタイアした65歳の日本人や、70歳過ぎの方大学院を目指す30代の方も多く見かけています。
学校によっては、在学中の生活費と学費の支払いが可能な収入証明書が必要な大学もあります。収入証明書は現地に銀行口座を作り、ペソ建てで30万ペソほど貯金しておくと良いでしょう。銀行の窓口に相談すると、残高証明書を発行してくれます。
大学という教育環境の中で語学修得ができる事を考えれば聴講生制度は、一般社会人に最も適応した簡単な語学留学制度と言えます。
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Jack天野/男性/年齢:50代/セブ島在住/13歳より横須賀の将校クラブでドラマーデビュー、20歳でハモンドオルガン奏者、その後ピアノの弾き語りとしてファイアットリージェンシーと契約し東南アジア各国のホテルロービーピアニストを務めました。ちょっとマイナーな部分も含めて、楽しい記事を書きたいと思います。宜しくお願いします。