カナダ語学留学体験記
海外留学ってどんなことするの?カナダの語学留学体験を紹介します。

海外留学を考えている人へ

2010/10/07

ここまで私の留学体験を書いてきましたが、もしこれから海外留学を考えている人がいたらぜひ伝えたいことがあります。それは次のことです。

・留学目的、帰国後の進路をよく考える
なぜ留学をしたいのかを考えることはごく当たり前のことですが、単に「現地で語学を学びたい」といった漠然とした目的では成就しない可能性が高いといえます。なぜかというと、最近では留学が珍しいことではなくなっていて多くの人が留学を経験するようになってきているからです。もちろん語学習得は大事なことですがそれだけでは評価されにくくなっています。できれば語学プラス専門スキルを学ぶことがベストだと思います。最近では「おけいこ留学」という語学習得とともに料理やアロマテラピーなどの技術を学ぶ留学も増えています。この留学では趣味の範囲での留学から本格的な資格取得まで幅がありますが、どちらにしても現地でしか学べない技術を勉強するのでしっかりと目的を持って臨むことが必要です。帰国後に自分がどうしたいのかということも前もって考えておくべきです。それによって留学中に学ぶことがおのずと決まってきます。こうしたことをよく考えて留学を決断しましょう。

・留学の期間と予算は計画的に
留学の期間は学校に通う期間によって決まりますし、ワーキングホリデーであれば1年間と予め決められています。期間は出発前に決めておいた方が良いでしょう。現地で延長することになるときも延長期間を限定しましょう。費用は期間に左右されますがおよそいくらくらいか、それをいくらまでオーバーしても大丈夫かをしっかり決めておくべきです。なぜかというと、前もって期間を決めずに現地に行ってから考えようと思っていると結局はダラダラと時間を過ごしがちです。学校を卒業してさあ次は何をやろうかと考えているうちに時間がどんどん過ぎていく…こうした留学生は少なくないようです。時には学校に通わず旅行をしたりすることも良いですが、わざわざ留学しに来ているのに無駄に時間を過ごすのはあまりにもったいないと思います。こうならないために期間や予算は決めておいてその期間できることを精一杯やる方が有意義です。

・何事も経験!
留学生活をひと言で言うと「やったもん勝ち」だと思います。これをやりたい!思ったことはどんどん挑戦すべきです。私は現地で短期間ですがボランティアをやったことがあります。現地のフリーペーパーで見つけて自分で応募してカナダのNPO法人のような機関が運営する就職紹介所で仕事探しをする人たちのお手伝いをしました。それから現地で思い立ってロッキー山脈ツアーに参加し、他の留学生たちと楽しく旅をしました。これまでにも書いたようにチューターレッスンを受けたり、インターンシップに参加したり、ドイツ人とルームシェアをしたりと私の留学は盛りだくさんでした。きちんと安全が確保された上で自分がやりたいことはやってしまう方が後悔がありません。

留学は本当に十人十色です。現地で有意義な時間を過ごし、ぜひ留学を成功させて欲しいと思います。

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ライタープロフィール

ビッキーさん/女性/年齢:20代/千葉県在住、TOEIC 915点(リスニング満点取得)。旅行と食べ歩きが趣味のアラサー女性です。日頃はカロリー控えめのヘルシーな料理作りに励んでいます。