カナダ語学留学体験記
海外留学ってどんなことするの?カナダの語学留学体験を紹介します。

ルームシェアを体験して

2010/09/21

ホームステイでの生活は楽しく充実したものでしたが、バンクーバーでの留学生活において自分でアパートを借りて生活するという体験をしてみたかったこともあってルームシェアをすることにしました。

ルームシェアは他の留学生と一緒にアパートの部屋を借りて生活するものです。バンクーバーではルームシェアがとても多く見られます。特に多いのが「テイクオーバー」と呼ばれる方法で、これは前の人が使っていた家具、家電一式をそのまま引き継ぐというものです。アパートの部屋を借りても家具などを一から揃えるとなると時間も費用もかかります。テイクオーバーを利用すれば最初から家具が備え付けられているため部屋に入ってすぐに生活を始めることができます。また、部屋を渡す人も家具を処分する手間が省けるため便利です。留学生の多いバンクーバーならではの方法で多くの留学生がこの方法でルームシェアを始めています。

私がシェアをしたのはドイツ人の女性でした。彼女は私の友人を通して知り合った人でワーキングホリデーでバンクーバーに滞在していました。彼女のルームシェアの相手が帰国するため新たにシェアできる人を探していると聞き、ちょうどその頃私もルームシェアをしたいと思っていたので彼女とのシェアを決めました。まずは2人での部屋探し。日本人向けのフリーペーパーやインターネットのサイトを利用してテイクオーバーを探し実際に4軒見に行きました。そして部屋の感じや賃貸料などを相談してダウンタウンにあるアパートに決めました。同時に電気、水道、インターネットも自分たちで契約しました。私たちが借りた部屋は1LDKで私はリビングの一部に自分の机やベッドを置いていました。シェア生活は基本的にはお互い自分たちのペースでやっていました。食事の時間が合えば一緒に食べたり、テレビを見たり、お互いのことを話したりとコミュニケーションはよく取っていたと思います。彼女は英語が堪能だったので私も刺激を受けることができました。また、お互いの友人を呼んでちょっとしたパーティーをしたり夜遅くまで話こんだりすることもよくありました。

ルームシェアではホームステイと違って食事の支度、掃除、洗濯などを全て自分でやらなければなりません。学校に行きながらだと大変ですが、何でも自力でやることによって言葉も上達しますし、文化の違いなども肌で感じることができます。ルームシェアをしていると留学生活を楽しめているなという実感がわきました。機会があればぜひ留学中にルームシェアも体験することをお勧めします。

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ライタープロフィール

ビッキーさん/女性/年齢:20代/千葉県在住、TOEIC 915点(リスニング満点取得)。旅行と食べ歩きが趣味のアラサー女性です。日頃はカロリー控えめのヘルシーな料理作りに励んでいます。