カナダ語学留学体験記
海外留学ってどんなことするの?カナダの語学留学体験を紹介します。

ホームステイでの生活

2010/09/17

留学中の現地での滞在形態はいくつかありますが、その中でも多くの留学生が経験するものがホームステイです。私は留学中の最初の5カ月間ホームステイをしていました。ホームステイの手配は日本にいる間に留学エージェントに依頼しました。私の場合ホームステイ先は語学学校に付属するホームステイの紹介所によって決められました。日本にいる間にホームステイ先への希望(禁煙か、喫煙OKか、ペットOKかNGかなど)を出します。滞在期間は最低1カ月からで、私は3カ月分を事前に申し込みました。その後はホームステイ紹介所が最適なステイ先を探してくれます。留学生を受け入れるホストファミリーは紹介所によって厳しく選抜されているそうですし、万が一ステイ先でトラブルがあっても紹介所にすぐ相談することができます。

私がホームステイをしていたときの費用は紹介所への仲介手数料も含めて月700カナダドル(当時のレートで約63,000円)でした。これは紹介所を通してのホームステイ費用としては平均的なようです。

私のホストファミリーはホストマザー、12歳の男の子、3歳の女の子の3人家族でした。ホストマザーは元英語教師で世界各国で英語を教えていたそうです。日本にも旅行したことがあり大の日本好きでした。英語の先生ということもあって、英語に関する質問には丁寧に答えてくれました。

また、勉強法なども教えてもらっていました。これは非常に助かりました。平日の夜は一緒にご飯を食べながらその日の出来事を話したり、テレビを見たり、休日はバンクーバー市内に出かけたり、ホストマザーの近所の友達と遊んだりととても充実したものでした。

ホームステイではホストファミリーとの相性もありますが、私の場合は相性が良かったようでホームステイには満足していました。ステイ先ではお客さんではなく家族の一員として一緒に生活するので、その家のルールは守らなければなりません。そうしたルールは到着した日にホストファミリーによく聞いておいた方が良いと思います。

また、分からないことはすぐに聞く、自分の意志をはっきり伝えるということはとても重要です。ちょっとしたコミュニケーション不足で良好な関係が築けなくなることもあります。他人同士、しかも国籍や文化が違う人同士がひとつ屋根の下で生活するには信頼関係は欠かせません。ホームステイを充実したものにするためには自分自身の努力も必要となるのです。

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ライタープロフィール

ビッキーさん/女性/年齢:20代/千葉県在住、TOEIC 915点(リスニング満点取得)。旅行と食べ歩きが趣味のアラサー女性です。日頃はカロリー控えめのヘルシーな料理作りに励んでいます。