カナダ語学留学体験記
海外留学ってどんなことするの?カナダの語学留学体験を紹介します。

海外就職のチャンス?

2010/09/28

当初は専門学校を卒業したら帰国する予定でしたが、せっかく身に付けた実践的な知識を実際に使ってみたいという気持ちが出てきました。そこで滞在期間を2カ月だけ延長して現地でインターンシップをしようと決めました。そこでインターンシップができる学校を探し1校に仮の入学手続きを行いました。

その後卒業した専門学校を訪れました。そこで専門学校でお世話になっていた日本人スタッフと会い、インターンシップをするため新たに学校に通うことを話しました。するとそのスタッフの方が付属の語学学校にいる日本人スタッフが8月から育児休暇に入るため1年間だけその語学学校のスタッフをしてくれる人を探していると言うのです。そしてその仕事をやってみないかと私に持ちかけてくれたのです。

これは突然のことで思ってもみない話でしたが、私はすぐにやりたいという気持ちになりました。ただ、実際に海外で働くとなるとクリアしなければならないことがたくさんあります。一番のハードルは就労ビザの取得です。カナダで外国人が働くためには就労ビザが必要ですが、これを取得するためには学歴、語学の習熟度はもちろん、就職する企業からの推薦状が必要不可欠です。要はなぜその人でなければならないのかを証明してもらわなければならないのです。

私がもし就職できたとして、働く期間は1年間なので就労ビザの取得は難しいのではないかと専門学校のスタッフに言われました。そこで考えたのが「ワークパーミット」というカナダの大学や一部の専門学校に8カ月以上フルタイムで通い修了した生徒が取得できるビザを使用することです。

ただし、ここでも1つ問題がありました。それは私が通っていた専門学校がこのビザ取得の条件に合うかどうかが分からなかったのです。当時このビザはまだあまり知られておらず、専門学校でも前例がありませんでした。さらに私がこのビザを取得するにはあと1カ月学校に通わなければ期間が足りなかったため、急遽マーケティングの授業を受講しました。その間に就労ビザに詳しい専門家のところへ話を聞きに行ったり、留学エージェントに出向いて直接カナダ移民局へ問い合わせる方法を聞いたりと、ワークパーミット取得のためにとにかくできることは全てやってみました。

果たしてこうした努力の結果はいかに・・・

関連記事
ライタープロフィール

ビッキーさん/女性/年齢:20代/千葉県在住、TOEIC 915点(リスニング満点取得)。旅行と食べ歩きが趣味のアラサー女性です。日頃はカロリー控えめのヘルシーな料理作りに励んでいます。