カナダ語学留学体験記
海外留学ってどんなことするの?カナダの語学留学体験を紹介します。

様々な人々との出会い

2010/09/23

バンクーバー留学中には多くの人々に出会いました。留学生や現地の人々、また留学生の家族や友人も遊びに来ていたりと留学中はいつも新しい人との出会いにあふれていたように思います。

印象に残っている人はまず、語学学校のクラスメイトの中で夫婦で留学している人たちです。しかも同じクラスに2人もいました。1人はメキシコからの女性で、もう1人は台湾からの男性です。それぞれパートナーとは別のクラスでした。メキシコ人のご主人は仕事を一度辞めて留学をしに来たそうです。台湾人のクラスメイトは語学研修という形で仕事を一時期休業して来ていました。夫婦で留学ということに私は驚きました。日本人にはあまり見られないだろうと思ったからです。短期間でも夫婦で海外生活ができるのは羨ましい話ですね。

私のドイツ人のルームメイトの家族がバンクーバーに遊びに来たことがあります。まず彼女のお母さんが来られたのですが、それはルームメイトと一緒にバンクーバーで開かれるマラソン大会に出場するためでした。2人ともマラソンが趣味で世界のマラソンレースに参加していて、バンクーバーマラソンにも2人で参加したいとお母さんがドイツから来たのです。彼女のお母さんはとても行動的な人でスペイン語を学びながら1人で旅行をしたいと南米に滞在したり、料理を勉強するためにフランスに留学したりと人生を楽しんでいるようでした。それから彼女の妹と友人も遊びに来たのですが、彼らはなんと3週間も休暇を取って来ていました。日本では考えられないことですがそこはさすがヨーロッパの人。彼らは休暇を楽しむために日々働いているようなものだと言っていました。そしてバンクーバーにいる間にクジラウオッチングに行ったり、スカイダイビングに挑戦したり、登山をしたり、思う存分楽しんでいました。

ルームメイトがドイツ人だったためかヨーロッパからの留学生と出会うことが多かったのですが、ヨーロッパの人たちは元々英語がとても上手です。そのためちょっとした会話でも勉強になることがよくありました。面白かったのはスイスから来た人たちが初対面の挨拶をするとき、必ずスイスのどの都市から来たのかを聞いてから会話を始めていました。というのも、スイスは小さい国土ながらドイツ語圏、イタリア語圏、フランス語圏に別れているため言葉や文化が異なるからです。日本人の私としては不思議な気もしましたがとても印象に残りました。

留学中の出会いは本当に未知で思いもよらない出会いもたくさんあります。それも留学の良さだと言えるでしょう。

関連記事
ライタープロフィール

ビッキーさん/女性/年齢:20代/千葉県在住、TOEIC 915点(リスニング満点取得)。旅行と食べ歩きが趣味のアラサー女性です。日頃はカロリー控えめのヘルシーな料理作りに励んでいます。