カリフォルニアってどんな所?
アメリカ人の男性と結婚しカリフォルニアで生活しているシャイロさんが、現地の様子を紹介します。

ホームシックになったら訪れたい場所 ジャパンタウン

2016/02/10

ジャパンタウン

ジャパンタウン

アメリカに越して来て半年以上が経ちますが、まだまだアメリカ生活は卵ちゃんな私。初めは目新しさでワクワクドキドキの毎日を過ごしてきましたが、そんな海外の生活にも慣れてくると、遠く離れた日本を懐かしむホームシックの感情に襲われます。

日本の何が恋しいかと言うと、人や食べ物、文化です。特に桜の咲く頃が近づいてくると、遠く故郷の人々が一団となって団結する祭りを思い出し、日本人の神や自然に対する信心深さや、良き伝統が恋しく思うのです。そんな時は、美味しい日本食で気持ちを紛らわしたり、日本人の友人に会ったり、家族に電話をしたりしますが、時間があれば行く所があります。

それは、サンフランシスコの日本町です。ジャパンタウンという名で親しまれていますが、アメリカには数カ所しかないそうで、サンフランシスコのジャパンタウンがその内の一つです。

サンフランシスコまでは1時間半〜2時間の道のりですが、サンフランシスコへ遊びに行った際は必ずジャパンタウンへ足を運びます。サンフランシスコといえば、良く観光地として有名なのがチャイナタウン。ですが、ここジャパンタウンも忘れては欲しくない場所の一つです。

ジャパンタウンのモール内には、様々な日本の物を目にする事が出来ます。美容院からネイルサロン、飲食店などは日本語も通じるので、ほんの少し「日本に帰って来た」という感覚になれます。ダイソーや和菓子屋さんの店舗も入っているのがとても嬉しいです。プリクラまで置いてあるから驚きです。そしてなんと言っても嬉しいのが、本屋さん。

なんと、紀伊国屋書店さんが入っているのです。アメリカに越して来てからは大好きな本を読む事が困難です。日本から持ってくるにも重たいですし、送料もかなり高額になってしまいます。ですが、紀伊国屋書店さんには、雑誌から子供向けの絵本まで様々に揃いますから、日本人や日本好きの外国人の方にはありがたいのです。

旅行中はつい、アメリカの油っぽい料理ばかりを食べ、特に日本の味が恋しくなるかと思います。サンフランシスコに旅行に来て日本が恋しくなったら、是非ジャパンタウンに訪れてみてください。日本語を話せる方が多いので、旅先で困った事が起きた時などにも助けてくれるかもしれませんよ。

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ライタープロフィール

シャイロさん/女性/年齢:20代/カリフォルニア在住/日本・アメリカで舞踊家として活躍。伝統芸能伝承を目標に子供達のためのワークショップに努める傍ら、趣味でモデルやライター活動もしています。